詩NEW 「質入れエメラルド」

質入れエメラルド
作詞YKP
1.
日々のキャンセル
都合つかない昨今
街に繰り出せない想いは
抱きしめるしかないみたいだ

ことごとく裏目ザラ目
甘い砂糖なら長持ち
風通しが良くなるまで
お預けの日々

質入れしたエメラルドは
昔も今も変わらない
10分の1で光り輝く
価値なんてそんなものだ

はじめから
ちっぽけな輝きが
気分次第で変わるとき
人は愛とかなんとか
理由をつけて
ありがたがったり

キミの夢は
みつけてきた光る石を集めて
海岸並べてみるのさ
波にさらわれないように

2.
忙しい日々
思い出した朝方
空が騒がしい土砂降り
待ってみるしかないみたいだ

あきらかに ありえないと
棚上げ上手な天使よ
雨音がやむのを待って
祈るよ今日も

質入れしたエメラルドは
昔も今も変わらない
10分の1で光り輝く
価値なんてそんなものだ

斜めから
差し込んだ輝きが
影を長く伸ばしてくよ
誰もがじっと見守れば
スクスクのびる
わかっているから

キミの夢は
みつけてきた光る石を集めて
海岸並べてみるのさ
波にさらわれないように

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?