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精神障害と乳がんになった話、聞いてくれる?

なんの為に生きてるのか
分からなくなる時ってある?

私はあるよ。

中学校では登校拒否症や不眠症になったし
心療内科は色んな病院をジプシーしたし
ある医師に「心療内科では診れません。精神科に行ってください」って言われて大学病院に行ってみたら、
『解離性障害』って。
(性同一性障害とは異なります)

私の人生、半分以上は通院生活。
しかも、心療内科や精神科へ通院してるから
生命保険でがん保険に入りたいなぁって思っても入れなくて...。
そんな中、受けた健康診断。
乳がん検査で『要再検査』の文字。
「あ〜あ。がんになっちゃったか〜」
と再検査を受けたら、まさかの両側怪しいって。
片胸はすぐに乳がんの診断がついたんだけど、
もう片方はどんな検査をしてもはっきりとがん細胞が出てこなかったの。
結局、片胸の全摘手術の時にもう片方を摘出検査するしかなくてがんと診断された2020年3月に手術。

結果、もう片方もがんだってハッキリしたのは良かったんだけど、断片陽性・・・つまり、取り残しがあったことで部分摘出だったのが、全摘手術をもう一度しなくちゃならなくなってさ。
同じ年の6月に手術して、両胸無くなったの。

生きるつもりで手術を受けたし、リンパ節への転移がなかったから安心もできた。

けどね、『がんに罹患した事実』は何とな〜くだけど、日常生活を若干暗くするの。

いつまたがんになるか分からないって思っちゃうし、再発転移が100%ないとも言いきれないから。

それと、全摘したお胸では夫婦生活も今までとは違うしね。

乳がんってわかった時、息子は4歳。
乳房再建手術を考えなかった訳ではないけど、
コロナが流行りだした頃で、コロナで亡くなる人もいて、手術の為に長期間夫や息子と離れることは出来なかった。

『両胸なくても大丈夫!元気に生きていこう!』

って思ってたけど、術後1年くらい経った頃かなぁ。
息子が
「かーたんおっぱい作っていいよ!」
って言ってくれて。
そこから、再建について色々調べたり、
セカンドオピニオンしたりして、
再建手術を受ける段取りしたんだけどさ…

入院前日に、息子が体調崩して看病してたら
私も風邪っぽくなっちゃって...。
コロナは陰性だったけど、入院を見送ったの。
その半年後にまた術日設定して「今度こそ!」
って意気込んでたのに、今度は家族でコロナに感染しちゃってさ。

2度も中止になったら、気持ちも途切れちゃった。

1年ほど再建について、病院すら行かなかったんだけど、せっかく色々勉強したのに再建しないのは勿体ないかな?って思ってさ。
気持ちを切り替えたくて、
まずエキスパンダーを入れてみたの。

そしたらね、通院が楽しくなったの〜!

エキスパンダーって袋に生理食塩水を少量づつ注入して皮膚を伸ばして胸を膨らませていくんだけど、無かった胸が少しづつ膨らんでいくことが嬉しくて!
偽物だけど、膨らんだお胸が愛おしく感じたの。

再建手術は2024年秋に予定してるから、
まだエキスパンダーの胸なんだけど、
再建手術が終わって落ち着いたら
プールも入りたいし、温泉も行きたい!
それもこれからの楽しみとして、日々過ごそうって思ってる。

なんかさ〜、病気になってばかりだけど
精神科の通院も終わりが見えないんけど…

同じ乳がんになった人と知り合ったり、一緒に食事に行くぐらい仲良くなった人が居るのね。

これってよく言うキャンサーギフトなのかな?

なんの為に生きてるか、
分からないけど、
生きてるうちは色んなことを楽しみたいって思えるようになったし、やりたい事もやる様にしてる。

多分、生きてきた中で『今』が一番楽しいかもだし、
充実してるかも〜。

この先、なんかしらの病気にはなるだろうけど、
楽しい日々を過ごせるようにしていきたいなぁって
思うことが多いんだ〜。

まとまりのない話だけど、
聞いてくれてありがと!

話すことができて、スッキリしたよ〜!

また、時間が出来たら、聞いてね!
ありがとう!(´▽`)

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