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2つの経済圏を生きる【花やふる道具日記】

花と古道具を扱う店で働く私が営業中にふと考えたこと

最近は文字に起こすことから少し遠のいていました。
余裕がなかったといえばそうなのだけど、
ToDoから少し逃れたかったというか、
そんな気持ちです。

ただこうしてnoteを書いていると、
家に帰ってきたような日常に戻れる。
大切な時間です。

私の中での継続するコツは、
大雑把にやること。

毎日決まった時間に体を動かすよりも、
流れで動く。

逆に時間を決めて定期的に取り組もうとすると、
長くて一ヶ月しか続かない。

大雑把に続けると、1年以上続くから
結果として変化する。

経済圏を2つもつ

これからの時代は、一人で二つの経済圏を生きることが面白い生き方だと思う。

サラリーマンも副業をして収入源を二つ持つと良いと言われるけど、
副業をして稼ぐことも、お金を稼ぐという経済行為の中では同じ意味。

私が望んでいるもう一つの経済圏は、生きることに直結する時間を過ごすこと。

いつから働くという言葉を聞いて、お金を稼ぐ仕事だけを連想するようになったのだろうか。

自分が、身近な人が、生きて行くために必要なものを生産する時間も働く時間だったはず。

それは地球を成り立たせている世界の秩序に触れることになる。

人間の世界で生きて行くための経済行為、
人間が地球で生きて行くための経済行為。

私の今での生活では、後者をほとんど
他の誰かや企業に委託している状態だけど、
だんだんと、そのバランスが保てる生活を作って行くこと。
それが今の目標。

濃霧

ある朝、窓の外を見たら向こうの木が白く染まっていた。

雪だろうか?
それにはまだ早すぎる。

今までとは違う世界に来てしまったような
ワクワク感を覚え、普段気にしない天気予報を調べると、
濃霧注意報が出ていた。

この景色を次見たときは、濃霧だとすぐ受け入れてしまうだろう。

こうして、人生に慣れて行くんだろうか。

余裕

長野にきて二ヶ月が過ぎようとしている。
ろくに準備もせずやってきたので、
必要な収納家具が揃っておらず、
だんだんと部屋が散らかってきた。

そういえば、花の仕事をしているけどろくに花を飾る場所もない。

一人暮らしの部屋にそんな余裕はないと鼻から思っていたが、
本当にそうだろうか。
最近はそんな風に考えている。

一人暮らしでも、
お金に余裕がなくても、
工夫をすれば、花を飾れるへやにできるはず。

生活を整えようと思う。

山は大局

冬に近づき、だんだんと山が色づいて来た。
高い山の上には雪が見え、
その次の山は赤くなり、
麓はまだ青い。

綺麗なグラデーション。

昔の人がこの景色を見たときに、
木が赤くなるのは、
気温による変化なのだと、
この光景から気づくだろう。

そして赤い木々の中にも緑の箇所があり、
それは、木の種類によるものなのか、
それとも、そこの気候が周りとは違うのか。

と疑問が湧いてくる。

今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。

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