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言葉で伝えることを諦めない。@Algernon

1.私は私の文章が好きじゃない。

私は私の文章が好きじゃない。
書いていると、表現できなかったことが、やけにはっきりと感じられたり、この表現は違うんじゃないか?と感じたり、
モヤモヤしてしまう。

言葉を書くことは、まだ形を持たず漂っているものを、
引っ張って来て世界にその存在を作ることだと考えている。

それは常に”ストン”と気持ちがスッキリするものかもしれないし、
駄々をこねている子供を家に連れて帰るみたいに、無理やり作られたものかもしれない。

つまり、文章を書くことはクリエーションであり、
それがいとも簡単に行くわけないんだ。

2.目に見えないもの

2、3年前からnoteを初めて、とりとめもなく感じたことを書いて来た。
『肩書きがないと誰もみてくれないよー』と言われながらも、
見知らぬ誰かが、読んでくれてていいねを押してくれたことは単純に嬉しかった。
なぜなら、私にとっては文章を書くことが簡単な行為ではなかったから。
誰かが価値を見出してくれたことは、素晴らしい体験だったと思う。

最近は、目に見えるものにこだわってきた。
けど、ヴィジュアルだけを磨いて行くことに限界も感じ始めた。早々に。

今、私は主に自分でアクセサリーを作り、友人の協力を得ながら、そこに込めた思いを、表現して来た。(instagramをまずの舞台にしています。)
言葉にする機会を遠ざけて来てしまった気がしている。

なんとなくファッションはビジュアルがすべて、だと短絡的に捉えていたが、そうじゃなかった。し、それに私は知っていたはずだ。

ただの自己表現ではなく、ただ新しさを追求することではなく、流行を追い求めることではない。

3.じゃあ、なんなんだ。

ファッション、いわゆる衣服や装飾品などで自分を着飾る行為が、ここまで人間と密接に繋がり発展して来たのは、それが単純には語れない、絶妙な対話を繰り返して来たからだと思う。
言葉も使う、色も使う、素材も光も使えるものは全部使う。
そして新しい世界を作り出す。

これが、私たちがファッションに魅了される一要素だと思う。
そして、私は人間の営みに寄り添いながら、生きていきたいのです。

私が作っているものは、花をモチーフにしたアクセサリーです。
なぜ花なのか、これからどうしたいのか、きっとまだまだ語れると思う。
せっかくだからその機会はまたとっておいて、言葉にしようと思います。


言葉で伝えることを諦めずに、表現したいものを引きずりおろし続ける。

ではこの辺で。

いただいたサポートは、花と民芸の表現の追求にあてさせていただきます。