突然、我が子を連れ去られた話。①〜③

“離婚”の話が1回でも出たことがあるなら、
くれぐれも警戒していただきたい。

いつ自分の子供が配偶者によって連れ去られるかもわからないから。

ー2017年3月1日ー

それはあまりにも突然でした。

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結婚して息子が産まれてちょうど4年

夫の家賃滞納・借金が発覚し
私の実家で暮らすことになってしばらく経った頃

実家とはいえ機能不全家族な我が実家…

あまり住みたくはなかったが仕方なく住んでいた

なので
いつも通りワンオペで始まりワンオペで終わる毎日






夫は、基本夜勤なので
お互い寝顔しか見ない日々が続いていた

その日の朝もバタバタしていた

4歳になったばかりの息子は朝が弱く、
はやくはやく！と、急かしながら支度をし

2人して少し不機嫌になりながらも
自転車の後ろに乗せ、保育園へ向かった

私も遅刻間際

(どれだけ朝早く起きても余裕ができないのはなぜ？！)

そんな事を思いながら漕いでいたが
通園中、不機嫌息子との会話は無かった

園に到着するやいなや
そそくさと息子を先生に預け

いつも通り、いってきますのハイタッチをした

うん、不機嫌な顔でこっちを見てる

でも電車の時間も迫っているので
機嫌をとっている暇はなかった

「また18時になったら迎えにくるね！」

振り返り、手を振って別れた

ドアから不機嫌な顔でこちらを見ていた

帰りにはお互い機嫌もなおり
朝たくさん怒っちゃってごめんね！って
仲直りするのがいつものパターン




(今日の夜は２人で息子の好きなうどんでも食べるか！！)

そう思って、仕事に励んだ

仕事も終わり

18時に迎えに行くと、

園のどこにも息子の姿はなかった

『お父様がお迎えに来られましたよ？？』

先生にはそう言われたが、

夫からはなんの連絡も入っていない。

(え？意味わかんない。今日も夜勤でしょ？)

夫が送り迎えするなんて1年に1回あるかないかの事

ましてや、
なんの連絡も無しに迎えに行くことなんて今までになかった

嫌な予感がした

私は先生に挨拶をして

園を後にし夫に電話をかけた

電話には出なかったが、すぐにLINEが帰ってきた

○○(息子)はわたしが預かりました。

あんな家で育てるのは○○(息子)にとって悪影響です。
衛生面もひどく害でしかありません。

これからは、こちらで育てます。
ご心配なく。

脅迫状のような文面だった

この日から私の生活は一変しました

“離婚もまだしていない”

“共同に親権がある状態”

なのに、この日から息子との接触は一切禁じられた

息子に久しぶりに再会できたのは

この日から約3ヶ月後

取り戻したのは約7ヶ月後の話です。

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このnoteでは、

突然、旦那に我が子を連れ去られてから
奪還するまでの経緯や流れを思い出しつつ

連れ去られた時に具体的に
私はどう行動していったのか？？

を書いていこうと思っています。

・どうやって1人で申し立てをしたのか
   (どんな内容を書いたのか・とりあえず申し立てだけでも早く済ましてほしい理由)

・どうやって弁護士を探したのか・かかった費用
　(その弁護士さんにした理由)

・子の引き渡しの審判、子の引き渡しの審判前の保全処分(仮の引き渡し)ってなに？
　(調停をすっ飛ばして審判から始まった理由)

・旦那側が主張する“現状維持の原則”がなぜ通用しなかったのか
　(違法性をつく証拠集め)

・実際に何回家庭裁判所に足を運んだのか

・子供の心の傷への接し方

・離婚が成立するまで
　(やっとけばよかったと後悔している事)

・その後の関係

など、
実際の書類をもとに綴って行こうと思います。

数年前の事を思い出しながら書いていくので、
時系列が前後したり説明が不十分な場合もあるかと思います。(語彙力にも自信がありせん。汗)

又、私は弁護士ではないので法にも詳しくないです。適切なアドバイスや判決の予想もできませんがご容赦ください。

少しでも私の体験談が参考になれば、
誰かの希望になれれば嬉しいと思い書かせていただきます。

〜最後に〜

この結果は、
あくまで一例に過ぎません。

何万通りとある審判結果のなかの一例です。
思い通りの判決になるとは限りません…。

もし、相手方の弁護士が経験豊富で強かったら…
こちらの証拠が不十分だったら…
申し立てるまでに時間がかかってしまっていたら…


息子との生活は今も無かったかもしれません。

もし、今この記事を読んでいる方の中に
連れ去られてどうしたらいいかわからない状態の方、
途方に暮れている方がいるとしたなら
きっと、気が気じゃないと思います。心中お察しします。


辛いですよね、辛すぎますよね。

本当にひどい話ですよね。

自分を責めてしまいますよね。

子供の顔が頭から離れませんよね。

泣いてないかな、ご飯は食べれているかな。

すれ違うよその子供を見るのも辛くて外に出れない。

そんな状態ではないですか？大丈夫ですか？

お辛いとは思いますが
今はあなたがしっかり食べて体力をつけてください。お願いです。

精神的にも辛いと思います…
ですが、倒れてしまったら取り返すこともできません。

闘う準備をしましょう。

“子の連れ去りはスピード勝負”

そう、私の担当弁護士さんがおっしゃっていました。

私自身も泣き寝入りしていたら
この結果ではなかったかもしれない、と今になっても思います。

すぐ行動にうつしてよかったと思っています。

Twitterでたくさんのリツイート&フォローありがとうございます。

今も尚、こんなにも沢山の方が苦しまれてることを知りました。

”子供　連れ去り” 本当に怖いワードです。

どうかあなたとお子様の未来が明るいもので
ありますように。

お子様が笑顔でいられますように。

良き結果になる事を、心の底から祈っています。

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