見出し画像

【動物愛護について考える】「それでも命を買いますか?」「動物たちの悲鳴が聞こえる」杉本彩

こんにちは❗Yokohama Ocean Activitiesのブログ担当です🌊2022年は、動物愛護・福祉について考える時間を定期的に持ちます。考えるための知識補填のひとつの方法として、本を読むことにしました。このブログでも、不定期更新にはなりますが読了した本たちの紹介をします📖

名称未設定のデザイン (17)

なぜ、読もうとおもったか

私がYokohama SUP Dogsが提供するアクティビティに興味をもったきっかけは、創業者の動物たちへの曇りのない愛情や、お互いがハッピーに共生できる社会をつくっていきたいとの思いに共感したからです。

共感したというものの、恥ずかしながら日本の動物たちをとりまく現在進行中の根深い問題を把握し、自分なりの考えをもつという過程はこれまで放棄していました。メディアから流れるアニマルレスキュー・保護犬・実験動物などの現状を伝える凄惨な映像が辛すぎて目を背けていたのだと思います。

ひとりのワンコ🐾好き人間として、犬と家族が楽しめるアクティビティーの提供者として、改めて動物愛護、動物福祉について考えたく、「読もう」とおもいました💡

画像2

今回読んだ本(2冊)
1:それでも命を買いますか?ペットビジネスの闇を支えるのは誰だ
2:動物たちの悲鳴が聞こえる - 続・それでも命を買いますか -

作者
杉本彩

発売日
1:2006/6/1
2:2020/2/10

読了後の気持ち

😠憤り
😞やるせない

動物愛護後進国ニッポンのお家事情を行政・法整備・動物愛護精神の希薄さなど様々な側面から解説。動物たちのかわいらしさを商業利用する悪質なペット業者やメディアの横行に閉口してしまい、憤りを感じ、最後やるせない気持ちになりました。犬・猫の殺処分が起こってしまう社会構造を把握し、その根本解決に何が必要なのか?考え始めるきっかけを与えてくれた2冊でした。

こんなことが書いてあります

1.それでも命を買いますか?
・殺処分を生み出す、日本のペット産業の構造
・ペットショップ
・ペットオークション
・甘い法規制の実情
・登録事業者制度と所有権
・動物愛護にまつわる政治とボランティアの現状


2.動物たちの悲鳴が聞こえる
・動物虐待の人間心理
・ファッション動物愛護の横行
・動物愛護法改正と裏事情
・アニマルウェルフェアの考え方
・ペット(愛玩動物)
・展示動物
・産業動物
・実験動物
・日本と海外の考え方の違い、差

課題が山積みの日本の動物たちをとりまく環境。ひとりでも多くの方がその課題を認知したり、興味をもつことが上述「お互いがハッピーに共生できる社会」の実現に近づくと考え、本紹介ブログはじめました🐶思うところがあったらコメントもらえたら嬉しいです。

<関連記事>
書評 「ドリームボックス」小林照幸さん著
映画レビュー「ストレイ 犬が見た世界」

▶Yokohama Ocean Activitiesについて

Yokohama Ocean Ashes・Yokohama SUP Dogsを擁するYokohama Ocean Activitiesは、​人と動物が快適に、自然なかたちで共生できる社会づくり、及び動物愛護コミュニティ拡大に貢献すべく活動しています。​

海洋散骨事業

故人や大切だったペットを海へ還し弔う機会の提供を通じ、慣習に捉われない、自由で自然な供養のスタイル推進に貢献します。

青と白 円 クリーン ワクチンスケジュール 公衆衛生 バナー (4)

ドッグサップスクール事業

人と犬が共に楽しむことができるアウトドアアクティビティであるドッグサップの普及を通して、双方の健康増進と信頼関係構築に貢献します。

青と白 円 クリーン ワクチンスケジュール 公衆衛生 バナー (3)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?