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連作短歌「同床異夢」

ゆめのなかでゆめをみているゆめをみた他人に興味がないのがばれた

時間とはすべてを硬くしてしまう こんなに柔らかいものだって

埋めるのはかんたんなこと満たすのはむずかしいこと 花を買わない

テンションの低い電話を受けていて流れのはやい雲を見ている

知らされてなければ生きていることにしたまま僕は生きていたのに


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