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連作短歌「水色のライター」

窪田悠希

ふえすぎた約束のように輝きを湛えて海に二度目の冬は

あの頃の手癖も三十日経てば完全消去される必然

魔法かと錯覚したよでもあれは君が持ってた水色のライター

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