映画で得るもの

映画「雄獅少年」を観る。
 主人公の抱く夢や希望、挫折や苦労の描写に共感。明るくて、切ない。観終わった後少し座席で呆然とした。

映画が好きだ。それも映画館で観るのが。
 DVDを待てばいいのにと言われることもある。我ながら熱しやすく褪めやすい方で、それが嫌だ。自分の熱意や勢いが萎えるのが嫌だ。T.M.Revolutionの歌詞のようだ。

映画を観る。映画館で観る。
 場内は暗く、世界観に没入できる。音響がいいのもいい。
 映画に何を求めるかは人それぞれだけど、自分にとっては?

今日答えが出た。

映画を観て得た勇気を、勢いを、希望をほんの一握りだけ現実に持ち帰る。明日の自分がそれらをまとって、苦しい現実に絶望しないでいられるように。

映画に私は救われてきたんだ。きっとこれからも。

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