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2021.8月19日 ミス・マープル短編・10『クリスマスの悲劇』 & クリスマスリース🎄

ミス・マープルシリーズ 読書記録 短編の第十話目は『クリスマスの悲劇』です🎄
もちろん、短篇集『火曜クラブ』に収録されている作品です。

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アガサ・クリスティ氏の著書の中で、クリスマスの時期によく読まれている作品といえば
ポアロもの長編作品『ポアロのクリスマス』と
同じくポアロものの短編作品『クリスマス・プディングの冒険』を
思い浮かべる方が多いかと存じますが

実は、ミス・マープルものにも
この『クリスマスの悲劇』という作品があるのですよね🎅🤶🎄

今は夏なので、季節はずれな時期にご紹介することになってしまいました💦

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第十話の語り手は、我らがミス・マープルです!
彼女が、語り手ということは…
そう。
たまたま、巻き込まれてしまっただけでもなく
人伝てに聞いた話でもなく
未解決で謎が解明されていない事件でもなく

ミス・マープルご自身が、探偵役となり
しっかりと謎を解明し、犯人を突き止めています。

過去に起きた事件を語りあう《火曜クラブ》の前半・後半どちらでも
自分自身が解決した事件についてお話しされているのですから
もう、アマチュア探偵の域を超えているというか
プロとは言えないまでも、《セミプロ探偵》と
お呼びしていいのではないかと、思いますね🕵️‍♀️

楽しいはずのクリスマスに起きてしまった悲劇、ということで
胸が痛む話だったのですが。
結果的に、被害者にとって
不幸だったのか、幸いだったのか
はかりかねる点もあり…

この事件が、誰にとって悲劇だったのか?
改めて、考えてみると
『クリスマスの悲劇』という題名は、ただ単純な表現ということではなくて
より深いものがあるように思えてきます。

本日の手づくり作品は、こちら🍎🌺

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やっぱり、季節はずれでして申し訳ないのですが💦

クリスマス飾りやら、ふわふわ毛糸編みやら
あれこれ組み合わせてデコレーションした
クリスマスリースにしてみました🎄

「クリスマスにはクリスティを」
今年のクリスマスは、お出かけやパーティーは
難しいかもしれないので
お家で、ゆっくりと読書を嗜むのも良いかもしれませんね📚😊



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