「価値観」って、よく考えると不思議
清潔感って、自分の中にある価値観の中で結構高い位置にあるなぁと年々感じます。
自分の中の「清潔感」というのは、外見的な要素と内面的な要素の両方があって、何歳になっても大事なもので持っていたいものだし、持てるように心掛けていきたいものでもあります。
外見的な要素は、髪が短い人であれば適度な頻度で髪を切っている、整髪料をつけている・つけているに関わらずいつも適度に整っている、洗濯されて季節に合った服を着ている、みたいなこと。
これは、高い服を着ているとか、いつも良い香りがするとか、おしゃれな髪型をしているとか、そういうこととはまたちょっと違います。
内面的な要素は、相手に対する尊重や謙虚さ。それは、普段の行動やしぐさにあらわれると思っています。
で、普段の生活の中でこういう要素から程遠い出来事や人と遭遇すると、自分の心の中にもや〜っとした暗い霧がかかる。
なるべく遠く離れたところにいたいと思うし、内容によっては嫌悪感を持つことすらある。
そういう気持ちになった時、ふと俯瞰してみると「それぐらい、この価値観を大切にしているんだな」という自分に気づくことができます。
ちなみに、これまで何度か研修やワークショップなどで「自分の価値観を出してみよう!」的なことをやりましたが、だいたいわたしから出てくるキーワードは次のようなものです。
清潔感、寛容、朗らか、追求、プロフェッショナル、成長、美意識、多様性、仲間、シンプル、洗練。
そもそも自分の中の大切な価値観って、いつからどういう時にできあがっていくものなんでしょうかね?
子どもの頃からこんなことを考えていたわけではないし、急に「清潔感が、価値観ランキングの上位に・・・!」みたいになるわけでもなく、なんかふとした時に気づくものというか。
毎日の中の出来事で、感動したり悲しくなったり怒ったりすることを積み重ねながら、蓄積していった何かを言葉にしたものなのかな?
そんな風にぼんやりとしていて自分の中にしかないようなものを、ある共通の言葉で言語化して「近いね!」って思ったり、「合わない!」って言ったり、よくよく考えると価値観って不思議なものだなと思ったりしました。
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