2024.05.28
戦後日本デザイン史 内田 繁 (著)
-2011/8/26
建築・アート・ファッション・プロダクト・インテリア、全分野を貫く戦前から21世紀初頭にかけてデザインの歩みを内田氏の現場感覚を含めて綴られている。
街並みや再開発、サブカルチャーについても言及されており、大変読み応えのある良著でした。みすず書房さん、どこでも定価で買えるようにしてもらえないでしょうか。
ペルソナ展の山城氏による批評の言い回しがお気に入りだった。長いので引用はしないでおく。
あとで見返せるように記録
-2003/6/1
余談ですが、私は新潮文庫の小口の天が綺麗に揃っていないのがすごく好きです。理由はない。本屋の文庫コーナーに行くと、なんとなく新潮文庫から見始める。
生き上手 死に上手 遠藤 周作 (著)
1994/4/9
Amazonでの購入履歴を見たら、2020/12/31に購入していた。どんな気持ちでこれを大晦日に購入したのか当時の自分に聞いてみたくなる。
『海と毒薬』で有名な遠藤周作。海と毒薬は暗くてモヤがかかったセピア色の風景がズンと続いていきつつ、希望がたまに垣間見える残酷さが際立っていた、気がする。
エッセイが47編ある。著者はあとがきで「読者も寝っ転がって、気楽な気持ちで読んで下さい」と言っている。なんとなく悩んだ時にパラパラめくるとヒントが見つかりそうなお役立ちアイテムかも。
同じ文学部出身なので、たまに在学時のエピソードも出てきて面白い。
ちくま新書, 814 新書 – 2009/11/9
会社の先輩に勧められた本を2年ぶりに読んでみた。珍しくKindleで購入していたが、物理でも欲しくなった。宗教のみならず、多くの人の心を動かしてきたこれまでの集団活動について、ゆるく実用的に?知ることのできるウィットと皮肉に富んだ本。