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休校で思いもよらなかったこと。~鳴りやまぬピロリン~

普段の課題といえば、授業中に口頭で伝えるんじゃないでしょうか。
小学校や中学校であればプリントで提示したり。

本校では、Classroomを使って各授業でページを作成、
生徒に授業や課題の連絡を伝えることになりました。

先生side
1.学校から授業の日程はメールで一斉配信されいるけれど
「明日○校時目授業です。こんなことをやります。準備物は…」
と授業前日にメールを送る。あくまでも良かれと思って。

2.授業終了後
「今日の授業の振り返り。課題は△△。締め切りは明日です。」

3.Classroomでは、
課題提出のあと「完了としてマーク」というところを押すと
課題が提出済みとして記録されます。

先生としては誰が提出済みで、誰が未提出なのか
目で見て分かると楽ですから、それについて後追いで連絡。

4.さらに、期限が過ぎても未提出の生徒には連絡をいれます。
「○○さん、まだ課題が出てません。出してください。」

もはや定型文ですね。笑

これによって、生徒にどのようなことが起きているのか。

なぜか。
先生は自分の授業の生徒の対応をしているだけですが、
生徒はというと、受講しているほとんどの教科から連絡が来るからです。

もし5教科の先生が1~4の同じことをするだけで
生徒には4×5=20通のメールが届くわけです!

もし仕事の連絡だとしても
1日に20通もメールが届いたらどうですか?

・・・白目。

読む気がうせます。

そこれこそ「めんどい」です。

課題にしてもそう。
授業の代わりに課題を出している教科に加え、
オンライン授業をしている教科からも出ますよね。

普段他の教科がどのくらい宿題を出しているか
あまり考えることはありません。

生徒が抱えている宿題がどれくらいあるのか考えないと
生徒は宿題に追われ、授業の復習もままなりません。

宿題が授業の代わりなのに、
手が回らなければ、授業が欠席になってしまうんですよね。

生徒自信の怠惰によって宿題が終わらないならまだしも
少なくとも先生がそういう状況にするのは避けないといけない。

休校に入る前
予想できることとしてこのことを意見したんですけど
その時は周囲になかなか理解してもらえてなくて。

でも実際に始まってみると、生徒から悲鳴が聞こえたんです。
「ある教科の宿題が多くて、他に手が回りません!」

解決策として、
・これまで以上に教員間で情報共有する
・課題について集約する場所(部署)を設ける

かくいうわたしも、
当初生徒からの連絡や課題提出のお知らせメールが止まりませんでした。

約100通・・・白目。


メールの通知は「設定」でオフにすることをおすすめします。


ご覧いただきありがとうございました
イラストは「あらっち」さんに書いて頂きました。
https://note.com/007ara

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