2021年1月　インドのコロナの最新情報！！

インド在住ライターのつばさです。
2021年1月のインドのコロナの状況について、ご紹介をしようと思います。

【感染者の状況】
人口13億人のインド。
2020年10月頃には1日の感染者が10万人を突破して、アメリカに次ぐ世界第2位の感染者数となっていました。
現在はやや落ち着いていて、1日1万4千人あたりを行ったり来たりしている状況です。

インドでは都市封鎖（ロックダウンとも言う）をこれまで何度も実施して、感染が急増しないように努力したおかげで今の数に落ち着きました。
去年は自宅待機が本当に多かったのを覚えています。
また、今では9割の人がマスクをつける意識も高まり、感染への対策の認識が国民全体に広がったのが増加を抑えていると思われます。

【経済活動の状況について】
経済も今ではコロナ前のように、企業活動も活発になっています。インドと言えばマルチスズキモーターズですが、生産台数はコロナ前の数量に戻っている状況です。

因みに私の会社では、基本自宅勤務を推奨しており、どうしても出社する必要がある場合のみ出社することになっています。会議はZOOM、SKYPEを使ってやっています。

【生活への影響について】
生活面での影響としては、コロナを気にして、外食をする機会がまだまだ減っているのが現状です。どこで感染するのか、本当に分からないので、レストランでの食事は可能な限り、減らしているような状況。

また、日本人駐在者の為に、日本の食材をインドに届けるIPSというサービスがあるのですが、去年からサービスがストップしており、日本食材の入手が困難な状況が続いています。

実はお値段は日本で買うおよそ2倍しますが、インドにも日本食材を買えるYAMATOYAというお店があります。種類は少ないですが、日本の食材（コメ、みそ、調味料、豚肉、鶏肉、さかななど）を調達して、何とかしのいでします。

インドには日本人でもおなじみ、吉野家、ココイチ、ユニクロ、無印のお店があります。先週、吉野家のあるショッピングモールに行ってみたら、モールごとつぶれてました～。こんな所にもコロナの影響があるのかと実感しました。。。。他のショッピングモールも人は少ない状況です。

【インドの飛行機事情について】
現在、インド国内便は完全に復活しており、行き来が可能です。
乗る際にフェイスマスクを渡され、機内で着用をすることを推奨されています。国内線は体温を測るだけなので、PCR検査は必要ありません。

国際便については、JAL便の羽田～デリー間で1月は6便が飛んでいる状況です。運航会社は、JAL / ANA / Air India の3社。
乗る前には、しっかりとPCR検査を受けて陰性の証明書が必要です。

【コロナワクチンの状況】
インド政府は、以下2種類を承認しました。
①コビシールド：英オックスフォード大と英製薬大手アストラゼネカが共同で開発。インドセラム・インスティチュート・オブ・インディアが製造。
12週間の期間をあけて2回うつ必要あり。
②コバクシン：インドバーラト・バイオテックの国産第1号のワクチン。

まずは医療関係者、50歳以上のお年寄り、疾患を患っている人から優先的に摂取をしてもらい、8月までに3億人を目指すとしています。
早く我々一般人にも早くワクチンが回ってきてほしいです。

【最後に】
インドはコロナ対策で色々国を挙げて対策をしてきました。
国全体でのロックダウンや感染多数地域のみのロックダウンなど、
とにかく、モディ首相がテレビなどで熱心に国民へ何度も語りかけている演説を見ました。”インドは素晴らしい国だ。一緒にがんばろう”と。
モディ首相のリーダーシップを見ていると、何だか日本が残念に見えてきます。もっと国民に対して、心のこもったリーダーシップをお願いしたいなぁと感じてしまいました。

インドの状況を見ていると、2021年いっぱいでコロナは落ち着き、2022年にはコロナ前の状況に戻りそうだなと、私個人は感じています。

コロナで家族を失った方は本当に残念でなりません。
世界が早く平和になる日を日々願っています。

今後もインドの情報をせっかくなので、発信してみたいと思います。

何か質問ありましたら、コメントください。
出来る限り、答えようと思います。
宜しくお願い致します。