日々生活、ときどき創作-2

朝起きて仕事行って、帰ってきてご飯食べて夜ときどきガラス焼く。 同居人は年老いてきた家族が一人、うまくいくこともあれば、もめることもあり。 そんな私のときどきの雑記帳。 

 【ガラスのお話】2 出来上がる形

私の住んでる北の街は11月には暖房が必要になる。

「工房」という名の作業スペースは建物一階にある物置の奥に置かれた古い事務机。暖房は無い。熱い炎が出るバーナーを使っているけど、足元は冷たいコンクリートの床なので冷える。夜中にちまちまガラスを焼いていると足が冷えて浮腫むから防寒対策が必要です(=_=)

さて、ガラス。

私はスタートから結構長い期間、滴(💧)型以外の形を作れなかった。初めに習ったのが滴だったし、なんとなく滴ばっかり作ってた。たまに球状のとかにチャレンジしたがきれいな玉にならなかった。そして、やっと出来た玉をピンセットでつかむことも出来なかった。何故ならばピンセットでつかむと玉はつるつる滑って落っこちてしまう。落ちたガラス玉は先ほどまで1,500度の炎にかざしていた奴。当然、すごく熱い。

格闘して半年以上経った頃、玉をつかむためのピンセットがあることを知った。何とか手に入れた新しい道具は玉にしたガラスを難なくつかむことが出来た。すごい。これでピンセットでつかんだまま炎にかざせるようになった。

だが今度は調子に乗って長く焼き過ぎてピンセットが溶けたガラスにめり込んだ。小さな玉は焼く部分とつかんでいる部分が近過ぎるから難しい。でも、何とか焼き加減との折り合いをつけて、玉を作ることが出来るようになった。(涙)

そして小さなガラスの玉にもループを何とかつけられるようになった結果、私のガラスはやっとアクセサリーぽいものに少し進化した。

glass_2020年10月(月モチーフ) (2)

週イチしかガラスに触れない時も多いからなかなか腕が上がらない。まあ、スローペースでも細く長く頑張ろうっと。


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