見出し画像

父から言われて焦り

昨日今日実家に帰って、ダラダラ過ごした。その帰り道、実家から駅までの15分、20分父親の運転するクルマで送迎してもらった。そのときに言われたことが忘れない。

父「自分で稼いで、自立できるようにならなあかんで。
いつまでも面倒見きれへんから。」

今年26歳、四捨五入でアラサーの年齢だ。外から見れば「まだ若い」とはよく言われるが、もうアラサーだもの。3年間バイトは続けられてはいるが、あまりにも未熟で自立してるってわけではない。

仕送り10万、家賃や光熱費、携帯代は肩代わり、稼ぎは多くて7〜8万、ときどきボーナス付き。仕事はつまらないとか興味ないとは思って、いろいろやってるが、パッとしないことが多数。誰にも知られず始めては、知られずに諦めてきたり、中途半端さが露呈して許せなくなってずっと足踏みしていたり、「やるんかやらないんかどっちなんだい!」だったり。この結果、ドブに捨てたお金は数知れない。

この稼ぎではとてもやってけないとはわかってるし、そんなときに遠出ばっか、noteばっか、ダラダラばっか何してんだなんて言われるだろう。怒られた流れでそんな姿勢の自分に喝を入れようとされたこともあった。

そう言われても、心内での愚痴は止まらない。

本当にオレは幸せに生きられるんか。
失敗はなんか許せへん。
やりたいことたくさん諦めてきたのに、稼ぎの話って次元違う気もするが…
それ以前に親友、彼女おらんのにどーせぇ言うねん。

こういう愚痴を言ったとて自分の口からは言わない。ケンカするか否定されるか、リスクしかない発言は謹んで、心の沼に沈めたいもの。

僕は幸せになりたい、やりたいとか思っても、誰にも言われなければ何もしない。「指示待ち人間」ってやつだ。何か成果に現れるわけではないし、成果が出た時点で満足してしまう。他の道に繋がりにくく、
「自分って何者」
「何ができるのオレって」
と思ってしまい、憧れは憧れのままに終わる。褒められても好きでも無かったらそれは否定の対象になってしまう。

父とはいろんな分野で桁が上だし、追いつけやしない。こんなことになってるなんて露知らないし、何があったかなんて言っても複雑すぎて理解されるとは思わないし、ケンカになるようなことはしたくない。

父は昔より丸くなってる感はあるが、個人的にはいつも焦ってるし、父は60代後半だ。これ以上無理させたくはないけど、自分が今一番無理してる感はある。でもそんなこと言ったってつうじるんか。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。