見出し画像

高月の星

今年もやってきた「プロ野球ドラフト会議」。毎年毎年、注目選手を覚えて翌シーズンのラジオ中継の楽しみに備える僕。でも、今年は手汗ベタベタになるほど、気が気じゃなかった。

その理由というのは「前田悠伍」選手。滋賀県長浜市出身、大阪桐蔭高校のピッチャーとして「センバツ(春の甲子園)」優勝に貢献。野球の「U18日本代表」にも選出され、初優勝にも貢献した。強い投手で逸材と言える。

「夏の甲子園」に出た折に前田選手にまつわるSNSの投稿を見て経歴を調べた。そのプロフィールに僕は驚愕した。

この人、僕と中学校一緒やん!!!!!!

プロフィールの出身欄には「高月野球スポーツ少年団」と書いていて、中学校も「高月」。この地域というのは僕が3歳から高校生まで過ごした地。前田投手の出身小学校は僕とは異なるが、合併前の同じ町域だ。

少年野球チーム「湖北ボーイズ」の文字もある。強豪チームで一度だけ始業式or終業式のときに母校の中学校長が直々に栄誉を讃えていたことも覚えている。

プロも多く輩出している。

  • 「中日ドラゴンズ」土田龍空りゅうく内野手

  • 「福岡ソフトバンクホークス」古澤勝吾内野手(2020年引退)

など。この2名はチームの永久欠番になっている。

僕の同期でも結果を残している人がいる。「近江」「比叡山」など強豪校に進学し、「夏の甲子園」出場を果たしている。

それぐらいのチームではあるが、あれだけ注目されてるのは聞いたことがない。

  • ドラフト1位

  • 3球団競合

  • 「高校No. 1サウスポー」という異名

「日本ハム」「楽天」「ソフトバンク」が競合の末、「ソフトバンク」が獲得。上記の古澤元内野手と同じく「長浜市出身でホークス指名」と相なった。

関西を離れてしまう前田選手。個人的には活躍を見れるタイミングが少なくなる。それでも、活躍を期待しないわけにはいかない。

直接的な繋がりは無いが、なんせ、故郷同じで、一緒の中学ってわけだ。自分ごとじゃないのにここまでリアルに手に汗握るわけだし。

そんな今もドキドキが止まらない。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。