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海の思い出を少し

僕が過去住んでいたところは今も含めて海に面していない自治体。滋賀にいた頃は「淡海」と呼ばれる琵琶湖に面していて、マキノ、近江舞子、彦根市松原、マイアミ浜など水泳場が多いが、海に行ったことは過去数回だけ。そんな僕がちょっとだけ身近な海、過去に行った海の思い出を語ろうと思う。

水晶浜

まず、長く住んだ滋賀県長浜市に身近な海というと日本海沿いの福井県がある。その中で福井県美浜町にある水晶浜海水浴場は何度か行った。地元の同級生や先輩、後輩で行ってる人がインスタグラム上でよく見る。ついこないだも見たばかり。それぐらい地元では人気なのだろう。
ちなみに僕は、昔から泳ぐことに苦手意識を持つばかりか、小学校低学年当時は顔を水に沈めることもままならなかったほどで、その後も浮くことに苦手意識を持っていて、水泳でいい思い出がなかなか無い。ここにきて初めての海水浴も相まって、少しパニックになって泣いていたような記憶もある。でも、ロケーションや初めての海の家の雰囲気は良かった。

須磨海水浴場

今の実家は神戸市須磨区にある。帰ってきた際はJR神戸線の須磨まで乗っている。そこを降りて駅舎を出て徒歩0秒の目の前にあるのが須磨海水浴場だ。一面砂浜で海水浴シーズンでなくとも老若男女問わず遊んだり座ったりウォーキングしたり。そんな光景が広がる。そして、大阪湾に目をやると大型タンカーやフェリーなどが行き交い海上交通の要衝の一端を垣間見える。
比較的夕暮れにここに着くことが多いが、その時に見るブルーアワーの光景が非常に良い。泳ぎはしないが、見るだけでも最高。
そして、このJR須磨駅から隣の塩屋駅の間にある「スマシオカーブ」と呼ばれるS字カーブは超人気撮影名所があり、このカーブを駆ける普通列車から新快速や特急、貨物まで色とりどりの列車と背後に迫る大阪湾は非常に映える。関西では特に人気のため、特別列車やレール輸送などの事業用列車走行日は黒山の人だかりとなる。

丹後の海

数年前に訪れた京都府京丹後市。日本海に面したこの街で、鍛造が盛んな街の一端を学び、ラジオを作った2泊3日。そんな最終日に八丁浜に訪れることになった。

訪れた当時どんより曇りでやや高めの波だったものの、福井に行ったときとは違う荒々しい日本海の様子が垣間見えた。『丹後の海』という特急が近隣を走ってるのだが、晴れているときはその名に相応しい美しい姿なのだろうと思う。とはいえ、京都の日本海側なんてこのときが人生初めてでなかなか行けない土地。見れただけでも貴重だった。
↓『丹後の海』による特急「はしだて」&「まいづる」

今回は海無しの場所に住んでいる僕が見てきた印象的な海の思い出を語ってきました。もちろん「淡い海」は大好きですが、本来の海は見るだけでもなかなか貴重ですし、いい風景も心打たれます。ただ、泳げませんが😅
それでも、広い海は心洗われますし、海みたいな価値観を育みたいなんて思わせてくれますね。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。