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決められない災い

出勤して今日の担務を見てみると、僕の名前が違うところに修正され、今までしたことない担務に変えられていた。仕事のできなさでもう一生することはないだろうと思ってた僕にはかなり戸惑った。

そんな僕の担務変更について、仲間のお姉様は僕の素質を見て、こう言ってきた。

(苗字)くんは言われないと何もできないタイプやろ?
分からんかったら聞いたらええから。

つまりこれはざっくり言えば

指示待ち人間

と言われている僕。この素質というのは否定しないし、あぁいう人がリーダーになるもんだ。しかし、僕にとってみれば、災難続きの温床だとも言える。

  • 好きな人に何もアプローチしなかった。

  • 勉強の方向性がわからない。

  • 自分を否定しまくる。

  • 物言いしない。

枚挙にいとまがない。

でも一番災難なのが

決められないこと

僕の人生は自分で決めなくてはどうしようもない。頭ではそうわかっていても行動に移すとなると謎の拒否反応が発動してしまう。

辞めますって言ってもそういうところがある。僕を心配してきた部長はそういうのを看過して「決めてから言えよ〜」と呆れ気味に指摘された。それなりの理由を言っとけば、何も気にされないと思い込んでいたら、めちゃくちゃ心配されたのは予想外だった。が、これもこれでしんどい。

命が脅かされたこともあった。去年の夏に台風がやってきたとき、僕のシフトが最接近と運悪く被ってしまった。当日も危険な状況で休もうかと思ったが、「物流業界でそんな事が許されるわけがない」と思い込んでタクシーを使った。

しかし、帰りのタクシーを断られてピンチ。ネットカフェへ行こうとしたときバイト仲間のお姉様に声をかけられ送っていただくことになった。2人に「来んでもよかったのに〜」と言われるほどで、もうこんな目には二度と遭いたくない。

それぐらい自分で決めることが極端に苦手な僕。これだけ災難に遭っても、なぜか学ばないし、しんどいと音を上げない。辞めたいとは思っても、その本音を言ったら怒られてしまうことが目に見える。どこにも逃げられないような感覚がある。

「逃げてしまえばラク」というのは頭にはある。だけど、リスクがたくさん浮かぶ。

  • 過去に逃げた結果、心配されてしまった。

  • 就業規則を破ってしまう恐れ。

  • 下手な迷惑かけるのが嫌だ。

それに、病気とは認定されていないし、病院も勧められていない。周りからはギリギリ安定しているように見えてしまうと思う。逃げたくても、「逃しても、アイツは生きていけんのかぁ?」と不安がられる。僕も僕で自己主張は苦手だし。

決められない、指示を待つ以外何もできない、人の顔色をうかがう。辞めますと言ったところで何もプランはないし、過去のトラウマをフラッシュバックさせたくない。「もう嫌や」という本音も内から出てくる。
わかってはいるし、「サードプレイス」でいいから作りたいとも思ってる。こないだ行ったのがまさしくそんな感じ。ただ、自分からつくるのはやっぱり怖いもんだ。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。