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模型への憧れ

鉄道趣味のジャンルで「乗り鉄」「撮り鉄」など細かい分け方がたくさんある。大方は「全部」言う人も多いし、僕も「オールマイティ」なんてことを言ったりする。ただ、僕は「模型」に関しては本格的に足を踏み入れたことがない。「プラレール」ぐらいはあるし、「Nゲージ」的なおもちゃもたくさん持っていた。

暇つぶしに

最近、大阪梅田に足を運んで暇つぶしに模型屋に立ち寄ることが多い。特に阪急三番街にある「ポポンデッタ」はよく行く。新製品の他、中古なども広く取り扱い、動作不良、1両のみと言ったジャンク品などいろいろある。さらには実在しない塗装に塗られたものもあって「よぉこんなん買い取って売ろうと思ったなぁ」とちょっとびっくり。品揃えもかなりのもので、イマドキなのから僕が個人的に懐かしい列車、映像の中だけで知ってる列車、旅先で乗った思い出などまで一通りある。見ているだけでも童心に帰ってあの日を思い出すよう。買った模型を常設レイアウトで走らせることもできる。

行ってみたい聖地

行きやすいところもいいが、「日本橋にっぽんばし」という「アキバ」のような「電気カルチャー街」は「聖地」と呼ばれるぐらい集積していて、「ポポンデッタ」や家電大手「ジョーシン」系列の「スーパーキッズランド」などいろいろあって楽しそう。

模型鉄にとってのハードル

しかし、一番ハードルとなるのがお金。編成丸ごと買うとなるとウン万円はくだらないし、レイアウトを作ろう思ったら、トータル何十万もかかる。就職していい稼ぎを得て順調に仕事をこなせば成せる話だが、僕はそうとはいかない。それ以外にも部屋の問題やパートナーや親に毛嫌いされる家族関係の問題などいろいろ悩ましいだらけ。

ちっちゃな範囲で

それでも、「Bトレインショーティー(Bトレ)」という小さな鉄道プラモデルや「鉄道コレクション」「ファーストカーミュージアム」という先頭車だけの模型など省スペースものもあったりする。

手前2種は故郷を駆け抜けた普通列車。奥の2種は鉄道物販イベントで買った阪堺電車。

僕は「Bトレ」はテレビ台に飾っているが、作るのが簡単だし、飾るにも場所を取らない。これだけでも今は満足している。

テレビや鉄道系資料館、博物館で見るどデカくて、リアリティ、ときどきファンタジー織り交ぜた鉄道模型はファンであれば誰でも憧れるもんだ。これを現実でとなるとクリアせねばならない壁が多い。それでも、できる範囲、コンパクトから始めても良いのかもしれない。もちろんたくさん持つ、あるだけが全てでは無いわけだし。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。