住みたい基準はやはり…
もうすぐ人生25年の中で、大阪府豊中、滋賀県長浜、そして、今の京都と3ヶ所に住んできた。加えて、母方の実家である大阪府吹田に幼い頃に頻繁に帰省したり、今の実家がある神戸市須磨にも帰省したりと、個人的ゆかりの街が関西で点在している。
そんな僕がこのハッシュタグに沿って、どこに住みたいとしたらやはり
鉄道の近さ
は譲れないところ。
レールウェイシック
鉄道がある場所に住んできたからこその根っからぶりは生きづらい自分にとってはかけがえ無い“財産”のようなもの。これを抜きにしたら「レールウェイシック」になって、もぬけの殻のようになるだろうと思ってるほど。今でこそ、音楽やラジオ、料理好きなど幅は広がったが、鉄道にも未だ支えられ、鉄道移動は何も困らないほど。それぐらい僕個人には需要な要素だ。
一番初めと鉄道の街で育った
一番初めは「北大阪急行/大阪メトロ御堂筋線」から。梅田へ母親に連れられて頻繁に乗っていていつの間にか2番目に覚えた言葉が「でんしゃ」だったほど。
3歳からJRの沿線に住むと国鉄型電車や新快速、貨物の機関車やカラフルなコンテナに恋してきたし、彦根へ出かけるときに琵琶湖線や米原で見る東海道線にも親近感が湧いたし、「140年近くの歴史を持つ鉄道の街」というのもデカかった。
大阪で
母方の実家に行けば決まって「デパート巡り」。そこで嫌気が差した後に乗る阪急電車や大阪モノレール、かつて住んでいた御堂筋線と北大阪急行は格別なものだった。この時から現在まで現役で走ってる車両は愛着が深く、リニューアルで見た目が変わっても愛せるほど。ちなみにその実家の住所である吹田市もまた「鉄道の街」と称され、「吹田総合車両所」という検査工場や「吹田貨物ターミナル」など鉄道における重要拠点が集積している。ただ、最寄りから3駅離れていたから馴染みになったのは大学生になってからではあるが。
大学生以降
その大学生になると近鉄や京都地下鉄、大阪市内へ京阪に頻繁に乗るようになったり、「大回り乗車」という手法で奈良線、学研都市線、大和路線他、関西の鉄道全般に愛着が湧いた。「18きっぷ」で東海地方に頻繁に行くようになると元々馴染みのJR東海の在来線の他、音楽や動画にハマった過去のせいで名鉄もかなり好きになった。
住みたい沿線
7年にわたって京都に住んではいるが、阪急沿線に本格的に引っ越しても良いし、現時点で心理的距離感がある阪神電車や南海電車の沿線で良さを発掘するのもいい。いっそのこと名古屋に引っ越して、好きなバンドゆかりの名鉄沿線でも良い。とはいえ、現時点で人生で一番長く住んだ滋賀に戻って地元貢献という野心もあったりするが。
鉄道に恵まれたから
どこでも住めるとなっても、関西以外だと言葉の違いや文化の違いで病んでしまう可能性が高いし、思い切って田舎暮らししても、個人的には鉄道に恵まれないと意味ない。するとしても、長浜の北陸線か湖西線沿線がちょうど良かったりする。そういうところで、周りに誰も仲間がいないながらも「歴史ある幹線」沿いにたまたま父の実家があって引っ越したからここまでの熱量になったという自負がある。
あくまでも妄想でしかないが、いつかという思いは秘めていたりする。そんな「住みたいエピソード」
ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。