雨晴るる北陸新幹線(新高岡→上越妙高)
新高岡で一夜。翌朝はいよいよお目当ての列車を狙いに新潟へ向かう。
あいの風?
ホテルをチェックアウト。雨は止んでいたが、北風が強い。富山で吹く海風のことを「あいの風」と呼び、路面電車や第三セクター鉄道の名前にもなっている。この強風がそうなのか地元民に聞かんとわからんが。
はくたか554号
新高岡駅ではなかなか発車しなかった。電車の外では
「柵から離れてください!発車できません!」
という駅員の叫ぶ放送が聴こえる。たぶんお見送りしてる人が電車の近くにいて、柵から出て行ってくれなかったのだろう。
そのせいか、位置情報では1分遅れてた。目の前で見送りたい気持ちはわかるが、怒られてることを自覚してほしい。見送りで電車に触れて非常ブレーキかけさせた厄介なお姉様も見かけたぐらいだし。
北陸新幹線で一路東へ。前回も同じ列車に乗ったが、平日より休日が少ない気がする。というより前回自由席で今回指定席って違いがあるかもしれないが。
晴れてきた!
東へ向かうに連れて晴れてきた。雨やろなぁと諦めてはいただけに少し驚いた。真冬よりも真夏は晴れてきやすい北陸。
音楽を聴いてると晴れの曲が聴きたくなる。『晴る』ももちろんのこと、オリンピックでよく流れてた『舞台に立って』もカッコよくて似合う。
上越市ゆかりのバンド
新潟県へ入ってもうすぐ上越妙高。新潟県上越市に入って聴いた曲はこの街ゆかりのバンド。
3人組「My hair is bad(通称マイヘア)」。メンバー全員が上越市「高田地区」出身、メジャーデビュー後も新潟を拠点に活動していることを公言していたり、地元を歌った『ホームタウン』という歌もあったり。日本中を股にかけてライブ活動しつつ、地元を愛してやまない。
今回はクリープハイプの楽曲『ただ』のカバーを聴いたが、どこかマイヘアらしさを感じてしまう。曲はまだ予習中だが、『真赤』が『ただ』の雰囲気に近い気がする。
上越妙高駅
そんな「マイヘア」のふるさと「上越妙高駅」に降り立った。東日本のホームでは電車が到着した瞬間にホームドアを開けて、電車が動き出した瞬間にホームドアを閉める。西日本のホームドアは動いていないうちに開け閉めするのでやり方が異なる。そりゃ発車できないわけだ。同じ北陸新幹線とて、西と東でやり方はわかれるもんだ。
新幹線マッサージチェア
上越妙高駅の始め、新幹線待合室には「マッサージチェア」が置いてある。筐体の名前は全国で見かけるが、外側デザインは東北新幹線「はやぶさ」をモチーフにしている。JR東日本限定だ。
乗り換え時間の合間にやってみる。12分で300円。現金の他、Suicaなどの交通系ICが使用可能となっている。
いつでもストレスフルな僕。肩まわりと足裏が痛気持ちよく刺激される。ストレス要因から離れるのが1番最善なのはわかっちゃいるが、動けない。
ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。