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ツユ、好きと言っていいのかな?

Xのトレンドを見ていたら、個人的に衝撃が走るワードを発見した。

ぷす逮捕

報道では自称YouTuberとされていたが、バンド「ツユ」の作詞作曲でギタリスト「ぷす」で間違いない。

バンド公式Xでも声明が上がり、今後の活動を協議中とのこと。ただ、発売予定だったピアノアレンジのベストアルバムは発売中止が決定した。

僕がかねてから好きを公言してるバンド「ツユ」の屋台骨で、ギターの音もなかなかの派手さ。それぐらい人が何よりも人としてアカンことをしてしまったことにかなり複雑な感情を抱いた。

知ったきっかけはヨルシカのボーカルsuisさんがやってたラジオでかかってたところから。選曲理由をsuisさんが述べていたわけではないし、選んだのがsuisさんなのかスタッフなのかもわからない。

それでも、ボーカル礼衣さんの美声やぷすさんのギターの音に魅了され、雨の日は『やっぱり雨は降るんだね』を必ず聴くようにはなった。

そこから、他の曲をApple Musicであさった。激情的な歌詞が個人的に好きだけあって、ツユもハマるとこまでハマっていった。今のお気に入りは上の2曲だ。

今年に入ってからは雨の日のツユ選曲率が上がってきた。月間のランキングではヨルシカの次にたくさん聴いたり、時雨の北陸や五月雨の東海地方で列車旅したときのプレイリストの半分がツユで埋め尽くされるほど。

それをよそに今年に入ってどこか不安定な動きが多い。1月のライブを持って突然活動休止を宣言したと思ったら、2024年6月に東京でワンマンライブとファンクラブ限定アコースティックライブの開催が決定したり、ツユのピアノmiroさんが卒業するなど。また、ぷすさんのSNSには破滅的発言があって、事件の発端になったのではなんてことも言われてる。miroさんの卒業に何かしら絡んでるのかと疑ってしまうし、何でそんなに荒れ狂ってしまったのだろうか。憶測が尽きない。

好きなアーティストのスキャンダルが報じられることは数多くあるが、ああいう事態は経験がない。ただ、歌詞の激情的なのと今回の事件を重ねると、どことなくリンクしてるような感じ。さすがにあぁなっちゃうのは無理ないかと思ったりも。聴いてる方は幸せでも、作ってる方はかなりしんどいなんてよく聞く話。いい曲でもそんな背景はあるのだから。

曲に罪はないとて、今後も好きと言っていいのかどうかわからない。僕自身、ツユの音楽自体が嫌いになったわけではないし、変わらず雨の列車旅でお供にすることだろう。
ただ、もしかすると状況次第では聴けなくなるおそれはある。ツユのおかげで楽しめた雨の日が楽しくなくなるかもしれない。それだけは避けて欲しいのが一番の願いだ。エゴかもしれないけど。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。