見出し画像

知らぬ間に変化

「視聴覚室」というワードがツイッターでトレンド入りした。プロジェクターやテレビのある部屋をそう呼ぶそうだが、僕の小学生時代である2000年代ではほぼ消滅していた。中学校の古めの地図を見た僕はなんとなくワードは知っていたが、その部屋は「コンピュータ室」に改造されとっくに姿を消していた。

全教室テレビ

僕の頃には既にテレビは全教室1つずつは必ずあった。地デジ化前のブラウン管だらけで、小学生時代はギリVHSビデオもあった。主に理科系の授業で活用されたように記憶している。プロジェクタースクリーンは各教室にあることもあったが、プロジェクター本体の運搬の効率化からか「コンピュータ室」で使うことが大半だったと思う。それなら「視聴覚室」と呼んでも良さそうだが、小学生だとワードが難しいのと部屋にある大量のパソコンが目立つから「パソコン室」「コンピュータ室」などと呼んだ方が分かりやすかったのだろう。

教室でパブリックビューイング

教室のテレビで地上波は映すことは授業でしないが、一応アンテナが繋がってるよう。小6の頃には担任の粋な計らいで「バンクーバー五輪」スケートの「ショートプログラム」での安藤美姫選手の演技をパブリックビューイングよろしくフルで見せてもらった思い出がある。浅田真央選手を見たかった人が多かったようだが、安藤選手だけでも見られたのは良い思い出だ。

パソコンの進化

「視聴覚室」改め、僕の頃当時のパソコン室は「WindowsXP」全盛期で起動音が至る所から鳴るやかましさを覚えてるし、あるあるネタも分かる。それが、「7」「8」「10」「11」と進化。さらにリモート学習、プログラミング学習が広がった今は「iPad」などのタブレット端末が主流らしい。いつの間にか進化していると「そんな経ってんなぁ」と思ってしまう。

デジタルネイティブも進化

「デジタルネイティブ」で昔からパソコンを使いこなし、人並みぐらいに攻略できている僕でも、次の世代はもっとすごいことになっているだろう。父親はIT勤めや理系で「カシコ(賢い)」ということも相まって、年齢を重ねても最新ガジェットを平気で使いこなしている。僕が年齢を重ねて、そうなるか分からなくなるかは分からないが、進化は留まることを知らないことは腑に落としといた方が楽だとは思う。

それはそうと、学校文化の変化も留まることを知らない。「2010年で止まってる」僕にとっては知らないことだらけ。非冷房で扇風機しかない教室は冷房完備なのがようやく当たり前だし、ダンスやプログラミングは経験しなかった。それにリモートだって。明確に思うことは少ないが、いろいろ変わってるもんだ。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。