海の見える駅へ
神戸の実家へ向かう前にちょっとだけ海が見えて、映える駅へ行ってみたくなった。都会の近くの住宅街、特急停車駅ながらなかなかすごい駅だ。
阪急神戸線の特急「神戸新開地行き」で終点まで乗り、新開地からは赤いボディが眩しい山陽電車の姫路行き「普通車(各駅停車)」に乗り換え。
さらに、山陽須磨駅では目的地に先着する「直通特急」でさらに向かい車窓に広がる大阪湾、明石海峡を眺める。そしてたどり着いた。
眼前に海とJR神戸線を見下ろす崖の上に立つ「滝の茶屋駅」
海が間近に迫り、駅前は段々となっている斜面で山も迫りくる環境。須磨を過ぎると山陽電車、JRともに密着するように走っているぐらいに平地が少ないが、ここにくるとそれがよく分かる。
「愛ある伊予灘線」こと予讃線の「下灘駅」、「江ノ電」の「鎌倉高校前駅」など名だたる駅があるが、この駅もそんな駅たちに引けを取らない絶景。
特にポツンと立つ駅名看板と海をバックにしたオーシャンビューは絵になる。SNSでも見たこの光景を間近で目にしたかった。特急停車駅、「阪神間」という大都会近郊でこんな画が撮れるもんや。このお手軽さはみんな来るわけだ。
ここで撮った写真や動画を、ラジオで知って好きになった『はじまりの海』という曲に合わせてみたら、なぜか200を超える「いいね」を集めた。「他に上手い人ならたくさんやあるやろ」とか「何千何万に比べたらまだまだ序ノ口」って思いつつも、渾身のリールだからちょっと嬉しかったりも。
おまけ写真
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