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週刊!リハマガ! ~整形リハビリの考え方~

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2023年9月の記事一覧

尺骨神経障害を評価するための3つのポイント ~尺骨神経はどこで障害されている?~

尺骨神経は腕神経叢より、分枝し上腕~前腕にかけて走行します。尺骨神経は走行中にいくつか絞扼されやすい部位があります。 中でも、肘部管で尺骨神経が絞扼される肘部管症候群(Cubital tunnel syndrome:CBTS)は手根管症候群に続いて2番目に多い神経絞扼性障害と報告されています。 今回の記事では、臨床でも意外と出会うことが多い、尺骨神経絞扼障害について「肘部管」「Struthers Arcade」「ギヨン管」の3つのポイントを中心に記載していきます! 1.

Force Coupleとは? ~肩関節の3つの力~

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中殿筋の鍛え方 ~場面にあった運動、トレーニング方法を選べていますか?~

中殿筋は変形股関節症、膝関節症の筋力改善や歩行安定性の獲得、バランス機能を再獲得、スポーツ外傷の発生予防のため、評価-介入されることが多い筋肉です。 中殿筋のトレーニング方法として、よく用いられているのが股関節外転です。では、股関節外転は中殿筋の介入方法として適した方法なのでしょうか?他に良い方法はあるのかを考えていきたいと思います! 1.中殿筋の機能解剖まずは、中殿筋の機能解剖を考えていきます。中殿筋は前殿筋線と後殿筋線の間に存在している筋肉になります。起始は腸骨外面の