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週刊!リハマガ! ~整形リハビリの考え方~

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2022年1月の記事一覧

足部から考える膝関節の痛み

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エコーで何が出来る?何が出来ない? ~セラピストがエコーを使う理由~

最近では、整形外科領域でもエコーが用いられることが多くなり、セラピストがエコーを用いながら、介入する機会も多くなってきました。 私はエコーがセラピストが使用できる機器の中で”最強の評価・介入ツール”だと考えています。それは、持ち運びができ、リアルタイムで組織の状態を確認でき、身体への影響が少ないからです。 今回の記事では、エコーを用いることで「何が出来る?」、また「何が出来ない?」という点を考え、どうしてセラピストがエコーを使うべきなのかを記載していきたいと思います!

凍結肩と下方関節包 ~可動域制限との密接な関係~

凍結肩は肩関節の疼痛(運動時痛・夜間痛)や運動制限を伴う疾患です。主に中高年(40~60歳)に多く発症し、男性よりも女性に多く見られます。肩関節可動域では屈曲・外旋・結帯動作が制限されることが多いです。 また、別の報告では「凍結肩は激しい肩関節の疼痛、肩関節自動・他動運動の制限を特徴とする疾患であり、肩甲上腕関節のX線像は基本的に異常を示さない」と述べられています。 つまり、凍結肩はレントゲンではわからない因子があり、肩関節の可動域制限や疼痛などを引き起こしている状態です

肩関節包靱帯を伸張させるには?

肩関節の可動域制限がある方に対して、皆さんはどこから介入しますか? 私は筋肉から介入することが多いです!その理由は3つあります! ・可動域改善が得られやすい ・筋肉による可動域制限なのかを見極める ・筋スパズムや筋短縮があると他の組織に対してアプローチしにくい このような考えから、最初は筋肉に対してアプローチすることが多いです。 例えば、筋短縮が生じている場合、持続的なストレッチや等尺性収縮・求心性収縮を行い、筋肉の収縮-弛緩を促すことで可動域の拡大を図ります。また、筋ス

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