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週刊!リハマガ! ~整形リハビリの考え方~

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2021年9月の記事一覧

大円筋と挙上可動域制限 ~上腕・前腕の痛みにも関与?~

肩関節の問題は一般人口において2番目に多い筋骨格器系の問題と報告されており、有病率は15%~22%の範囲にあると報告されています。 年齢により有病率は異なりますが、肩関節の問題は加齢と共に増加していきます。 肩関節の問題を考える際、腱板筋群(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)や僧帽筋・前鋸筋に着目されることが多いと思います。これらの筋肉はとても大切なのですが、その他にも着目してほしい筋肉があります。 それが、大円筋になります!実は、大円筋も肩関節安定化や肩関節の運動に関与

しゃがみ込み出来ますか?

みなさんこんにちは!理学療法士のYoshiki(@PtGekikara)です。 突然ですが皆さんは”しゃがみ込み”は出来ますか? なぜこのようなことを尋ねるかというと、しゃがみ込みは”障害リスク”のスクリーニングが出来る動作のうちの1つだからです。 私はクリニック勤務なので、シーバー病や足関節捻挫後の子供たちにはしゃがみ込みの評価を必ず行います。また、足関節疾患だけなくシンスプリントやオスグッドシュラッター、グローインペインなどの疾患を持つ子供たちにも実施することが多い