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週刊!リハマガ! ~整形リハビリの考え方~

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2021年6月の記事一覧

肩関節インピンジメント~介入の適応は考えていますか?~

肩関節疾患を見るにあたり、必ず出会う病態といっても過言ではない”肩関節インピンジメント” 肩関節インピンジメントは拘縮、不安定性、スポーツ活動など様々な影響を受けて出現します。そして、肩関節インピンジメントには”関節外インピンジメント”と”関節内インピンジメント”が存在しています。 なので、”肩関節インピンジメント”といっても、何が原因となり、どこで生じているのかを考えて、評価・介入していく必要があります。 ではみなさん、少し考えて頂きたいのですが すべての”肩関節イ

前下脛腓靭帯損傷を見逃すとマズイ理由

みなさんこんにちは!理学療法士のYoshiki(@PtGekikara)です。 高位足関節捻挫と呼ばれる前下脛腓関節損傷は、競技人口における足関節捻挫の最大25%を占めるともいわれています。外側足関節捻挫よりも発生頻度は低いですが、前下脛腓関節損傷は通常の足関節捻挫よりも長い回復期間を必要とされています。 前下脛腓靭帯(以下:AITFL)は脛骨と腓骨を結び、足関節の天井を安定化させる役割があります。また、AITFLは足関節の動きに伴って生じる腓骨の前額面・矢状面の運動も制

大腿直筋の勘違いされている作用

皆さんご存知の大腿直筋ですが、作用は膝関節伸展と股関節屈曲と覚えているかもしれません。これは、間違いではありません。 では、歩行時に大腿直筋の作用はどうなるのでしょうか? 最近の報告では”股関節伸展作用”と考えられています! かなり、驚きませんか?今まで知っていた常識と異なる作用は受け入れがたいですが、私は大腿直筋の伸展作用はかなり重要になると考えています。 では、歩行時の大腿直筋の作用について考えていきましょう! ~確認事項~ 記事の内容は論文に沿って記載しており