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度肝を抜かれた6.1chサラウンドライブ〜『SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around』

これまで数々のミュージシャンのライブに足を運び、音の洪水とともに感動と感激を味わってきたが、予想以上に度肝を抜かれたライブが2年前のサカナクションだった。242本ものスピーカー、そして511本に及ぶLEDバー、それらが放つ音と光の臨場感に「すごい」「ヤバい」との声がそこここから上がった。360°から迫り来る重低音にアリーナの床は震え、時間差をつけて各スピーカーから放たれる音が、あたかも音が物体として会場中を移動しているかのように聞こえて鳥肌が止まらなかった。

今読んでも当時の衝撃がよみがえるレポートをノートしておこう。(それにしても拙い文章だけど…恥)

『SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around』
初サカナクションにして、初6.1chライブ。
ライブでここまでできるのか!!
っていうか、ライブを超越した、もはや異次元のエンターテイメント!(なんと表現したらいいのかわからず)
四方八方からくる、心地よく内臓に響き渡る音の洪水、そしてその音楽にぴったりシンクロする美しい映像・照明、レーザーやLEDで作り出される光の演出、全てが極上で、とても言葉で表現できない…本当に凄かった。
チームサカナクション、スゲーよ!
(機材のセッティングとかリハーサルとかもろもろ考えると、このライブを作り上げているメンバーとスタッフの途方もない努力と労力にホントに頭が下がる…)
席は真ん中寄りのスタンド最後列近くだったけど、むしろ会場全体を見渡すことができて、良かったかも。
とにかく、すべての音が気持ち良すぎて、時間が巻き戻って欲しい…もう一回体感したい…

このライブが映像化されたとしても、家での再現は到底不可能…
この大阪城ホールで、6.1chのサラウンド空間を体感できたことに感謝。
サカナクションと同時代に生きてて良かった…
今夜は興奮冷めやらず、眠れませぬ。

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追記1:
サカナクションというとデジタル・テクノミュージックというイメージが強かったですが、今日はロックバンドとしての一面もおおいに感じることができた。
山口一郎のソングライティング能力も凄いが、その音楽を表現できるメンバーの演奏能力も凄い。ライブしかもサラウンドだと音が際立つのでよくわかる。個人的に魅かれたのは草刈愛美のベースと岡崎英美のキーボード。めっちゃカッコよかったわ〜
あと、6.1chサラウンドで際立っていたのは、メンバーのコーラス!オペラを観てるかのような、重厚で荘厳な声が楽曲の素晴らしさをより浮かび上がらせていた気がする。

追記2:
誰かがツイートしてたのが「それにしても深海から宇宙まで一つのライブで連れてってくれるバンドってすげーな。」
←ホント、そのとおりだわ。

追記3:
素晴らしすぎる演出のうち個人的No. 1は"シーラカンスと僕"。
そして素晴らしすぎる曲間のつなぎのうち、最も印象的だったのが"アイデンティティ"〜"多分、風。"の流れ。
いずれも鳥肌立ちまくり。

追記4:
"目が明く藍色"は神曲。

追記5:
結局、思い出してると全曲良かった。
10周年おめでとう!

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