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4/4『寝起きに書いた文章を』

 昨日は少しだけ軽躁状態で、文章を書いたり音楽したりマジックしたり、いつもやっていることではあるのだけれど、その量がかなり多かった。人ともよく話した。それでいて体力が有り余っていた。
 自分の体調管理はむずかしい。今日も早く起きてしまった。眠剤を最大量飲んだんだけどな。それでもなかなか眠れない。5時間くらい寝れたからいいとする。
 こうして文章を書くことで落ち着く。自分の現状を把握する。でも読み返さないのなら、意味はないのでは? と思うこともある。でも、いまだけでも記述するだけで、落ち着く。本当は読み返したほうがいいのだろうな、とは思う。でも自分の文章は読んでられない。まだ小説のように、ちゃんと書いたものは読むに値する気がする。こういう日記は、なかなか読み返さないね。

 寝起きにこうして書く文章はほとんど文章として成り立っていないんじゃないか。そんなことも思う。寝て、起きて、その五分後にはワードを開いて書いている。頭はもちろん働いていないだろう。起きてすぐ思うことなんてあるんだろうか。眠い。眠いけどもう眠れない気がする。そんな感じだ。
 
 本当は文章を書いている理由は二つあって、一つは癖みたいなもので、習慣化されている。自己治療だ。書いていて自分が癒されるために書いている。でも、これはもともと人に見せるように書いている文章なので、文章を書いて、少しでもお金になったらいいなと思って書いている。でも、ただの日記にお金を出す人はいないので、ごくたまにサポートを貰うだけになってる。いや、サポート貰えるだけですごいことなんだけど。奇跡的なことなんだけど。
 それでもついお金が欲しくなってしまう。それは金銭的に苦しいから、というよりは、作家という職業に憧れているからだろう。誰にも会わないで、自分だけで生み出して、それがお金になるという状況が羨ましかった。もちろん、実際の作家はかなりの人に協力し、一人でできているものはないと知っているのだけど、それでも孤独な作業をして、それで印税が入るという状況がいいなあと私は憧れていたのだった。

 その憧れをいまも抱いたまま、私は今日も支離滅裂な文章を書く。日記だからいいのさ、なんて言い訳をして、それでも書くことはやめない。文章で稼ぐことはほとんど諦めていながら、文章を書くこと自体を諦めていない。書き続けたら何かになるさ、そんなことを思いつつ、もう書きたいことなんて何もないんだけどな、なんて考えつつ、今日も1000文字くらいの文章を書いて、あいかわらず内容がないなと思いつつ、やめる。

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