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みなとみらいで最高のワーケーションしてきたよ(tsugitsugi 体験1)

 ワーケーション大事よね、旅するように仕事するって大事だよね、と前から思ってて。日経comemoでこんな記事を書いたら、本日(2021年11月6日時点)で、555スキをいただいていて今びっくり。

 「ひとり合宿」という言い方で、僕はもう10年くらい前から「どこかにこもって仕事をする」ということをしてきた。その頃は、都内のホテルとかに「缶詰め」になることを求めて、集中するために「家でないどこか」で仕事をしていた。

 その習慣はずっと続き、次第に「これ、東京じゃなくてもよくない?」となり、東京から少し離れ、また少し離れ、ということで軽井沢に行ったり、逗子に行ったり、みなとみらいに行ったりしながら、宿泊日数も最初は1泊中心だったのが、2泊、3泊と少しづつ長くしていった。

 そうこうしているうちに、それまでもオンライン会議は活用していたが、2020年より新型コロナウィルスの感染が拡大し、リアルで会社にいくことがままならなくなり、「人と話す仕事は全てzoomで打ち合わせ」となり、結果としてひとり合宿の自由が高まっていき、3泊でワーケーション的に行くこともあれば、さまざまな街のホテルのデイユースで仕事をすることも増えた。

 オフィスには行けない。ただ自分の仕事場にずっといるのもいまいちだ。だから、ぷらぷらと色んなところに行きながら、籠って仕事をするようになった。まさに「旅するように仕事する」を実践したわけだ。

 で、そんな形で色んな場所にサブスクで行けるサービスあったらこれはむっちゃすごいよな!と思って見つけたのが東急さんがやられている新規事業 "tsugitsugi" だった。これはまさに理想だと、noteに載せた(その時は、「単にこのサービスいいなー!」と無邪気に書いた)

 したらこの記事をご覧いただいた東急さんより連絡いただき、なんとアンバサダーにしていただけると。一期終わって二期の準備をするにあたり、6泊分、泊まってきて色々フィードバックを、という話をいただいたので、これは最高だ!とすぐにその話を受けることにして。

 僕は平日、武蔵野EMC(武蔵野大学アントレプレナーシップ学部)の学生寮で学生たちと一緒に暮らしており、授業もあるし一気に6泊は難しいので2回にわけることにして、まず最初の3泊で行く場所を考えた。もう一回は遠出するとして、このタームは、すぐに東京に戻れる場所で、しかも気分がいいところに行こう、と考えた。といったらもう、僕にとっては大好きな「横浜みなとみらい」しかなく、
横浜ベイホテル東急」(https://ybht.co.jp)に行ってみた。

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 ランドマークタワーからクイーンズスクエアを通った先にあるこのホテル(写真の右端)。一度行ってみたかった。そしてここなら、東京への行き来もできるし、リゾートというより、「ちょっと景色がいい都会」という印象で、多少、通常の仕事を入れてもいいかなと思い、
・横浜市の議員さんや市役所の方との打合せ
・東京もすぐ行けるので、虎ノ門でインキュベーションイベントの審査員
・その他、WEB会議を数件
を予定した。

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 こちらのオレンジ色の部分が、「他の人と何かをする」予定。日常はこのオレンジ色で予定が埋め尽くされる。そうすると自分が「考える」時間がほとんどなくなる。ワーケーションにおいて僕が大切にしているのは、「余裕」をつくることだ。そうすると、この薄いブルーで区切った「インプットし、考え、形にする」仕事ができる。

 「他の人と何かをする」予定は抑え、メール返信や、作業レベルの仕事を可能な限りワーケーション前に片付けて。ひたすら、ホテルで読書し、考え、企画し、プレゼン資料を作成したり、Voicyを収録したりする時間に充てる。

 この中では「プレゼン資料作成」はある程度作業的な側面はあるが、それ以外は読書だ思索など、「重要だけど、緊急でない」ことばかりだ。僕らの日常は、「重要で、緊急」「重要でないけど、緊急」の仕事に追われる。それはそれで緊急なので仕方ないのだが、そうすると「重要だけど、緊急でない」仕事は永遠にやらないことになる。これをやる余裕を、「ワーケーション」でつくる感じだ。

 なお「仕事場」はこんなだ。ディスプレイは持参したが、貸出をしてくれると最高かもしれない。

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(注:提供される客室とは異なる可能性がありますのでご注意ください)

 ホテルの部屋でやると、なぜか集中できる。不思議なものだ。ちょっと飽きるとテラスに出れば、このNoteの冒頭の光景が広がっているのだ。時間によってはまた、こんな顔になる。

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 夜は22時頃には就寝して、朝は6時過ぎに起床し、海岸沿いを散歩する。通常の生活ではなかなかできない健康的なことが、ここに来るとできてしまう。目の前に臨港パークや、赤レンガ倉庫、ハンマーヘッドなど、みなとみらいの海沿いのきれいな街並みが広がっているから、歩きたくなる。朝早く歩きたいから早起きするし、夜も歩きたくなる。結果、普通に過ごすだけで、徒歩は毎日1万歩を超えた。

(昼の散歩で)

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(夜の散歩で)

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  朝は毎日、ホテルの朝食バイキングだ。これがまた、涙が出るほど美味しい。おべんちゃらではない。ここのレストランのバイキングは、全てが美味しい。だから、夜を抑えて殆ど食わず、朝のバイキングに集中したくらいだ。

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 都会のワーケーションは、日常的な仕事の延長で行うことができる。東京を仕事のベースにしながら、みなとみらいで滞在しても、ほとんど支障はない。横浜から東京は東海道線で30分ほどだし、みなとみらいでのワーケーションは気分も変わるが日常の仕事へのアクセスも容易だから、いくらでもできる。そしてパフォーマンスがあがる。さらに、歩ける。健康面でも、仕事の集中面でも最高だ。

 ここからはtsugitsugiの宣伝になるが、都心のさまざまなホテルが活用できるとすると、散歩する時の街並みが日々変わる、などということも可能になる。

https://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/20211104-1.pdf

このリリースを見ると、全国で78 拠点、都心部だけで33拠点。「都会の中を旅するように仕事する」が普通に可能だ。これは素晴らしい。

 そんな感じで、みなとみらいでの「都会のワーケーション」はやっぱり気軽にできるな、ということを実感した。通常の仕事場から離れて環境を変えると、仕事のパフォーマンスがあがるのだ。これは、経験したことがない方は、「絶対」経験した方がよい。自信を持っておすすめする。言うことなしだ。

 そして翌週、僕は「あの」リゾートに行くことにした。
(続く)


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