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ユタ州で、書道クラスの対面レッスン。

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私が習っている書道のクラス、コロナ最中に始まり、
ずっとオンラインでしたが、一年半ぶりの対面レッスンは先生のおうちで集まりました。

オンラインで伝わらないものが分かったので、収穫が大きい。
アメリカのユタ州でもこのように本格的に
伝統文化を習えるのは、私達の幸運です。

先生は幾つかの伝統楽器を演奏できる音楽家としてもご活躍、
ロッククライミングのコーチや、伝統武術もされるマルチ的な人材です。

これからの社会に必要なのは、点と点を繋ぐ才能。
たくさんの葉っぱを集めてても、一本の大木になれません。
細かく分割化されている世の中だからこそ、
それぞれの良さと相互関係をみつけて、
自分の糧にするのは、必要な能力だと思います。

先生のレッスンは、
歴史のルーツをたどり、三千年前の文字(「金文」)から始まり、
漢代までの碑帖を重点に置いてます。
「漢字」の由来としての「漢」の時代なので、最も漢字の生命力が強く、花栄えた時代だったから!
一般論としての「書道を習うなら、楷書は基本」の既成概念を覆します。
(習い始めて分かったが、一流書道家の間では、「楷書からの既成概念」は存在しません)
自分の無知で知らない世界を測るのは、どんなに愚かなのか。。

現代社会のパフォーマンス性重視、カッコよさを求める問題は、
伝統武術だけではなく、書道の世界も同じです。
しっかり深められるもの、正しい道を選ぶのは、いかに重要です。
「間違った道で一所懸命走るよりも、正しい道でゆっくり歩いたほうが、賢明です」。
(バラバラの感想をばら撒きました。)

ちなみに窓の外は、このような景色です:

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