解決して初めて認識される問題がある
私はとにかくストレスに弱いので、快適でストレスフリーな仕事環境のために日々様々な工夫をしています。
keyballを使うのもその一環で、キーボードとマウスを行ったり来たりするのが面倒くさすぎるからです。
前の職場はThinkPadを使っていたので、トラックポイントの使いやすさには本当に惚れ込んでいました。
分割キーボード+大玉トラックボールはだいぶマシですが、スティック付きcrkbdを作ったことでやはりポインティングデバイス一体型が最高だと再認識しました。
さてタイトルについて。
仕事柄、他人のPCやデスクとその使い方を目にする機会が多いのですが、見ていて もっと快適にできるのになぁ と思うことが結構あります。
別に馬鹿にするつもりはなく、これをストレスに感じないのはすごいなぁ、という感じなんですが、最近はちょっと見方が変わってきまして。
もしかして、それがストレスだということに気付いていないのではないか、と思うようになったんですね。
キーボードショートカットが代表的ですが、そういう方法があるのはなんとなく知っていても、どれだけ楽になるのかを知らないから試さないのではないか、と。
こういう工夫の多くは、実際に試して楽になって初めて、それまで甘受してきた負担の大きさに気づく、という性質を持っている気がします。
PC操作だけでなく、当事者も認識していない、しかし一度解決するとなぜ気づかなかったのか不思議になる、という性質の問題は、思っているよりも多いのでしょう。
しかしこの「解決してから初めて認識される問題」に気づくためには、どうしたらいいのでしょうかね。
私が目の前で こうしたらラクですよ と実演しても、いまひとつ響いていない感じを受けるのですよね。。。
手を痛めてからエルゴノミクスマウスに換えたとか、肩こりが酷くなってから外付けキーボードを買ったとかいう話を聞くと、もっと早く気付いていれば体を傷めることもなかったのに、と思ってしまいます。
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