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#自作キーボード

keyballなどリバーシブル基板のジャンパブリッジのやり方

keyballなどリバーシブル基板のジャンパブリッジのやり方

※主にkeyballで初めて自作キーボードの世界に足を踏み入れた方、はんだづけに自信がない方に向けた記事です。

keyballのはんだ付けで一番難しいのは、LEDよりもジャンパのはんだ付けではないでしょうか。
うまくブリッジできなかったり、何度も挑戦しているうちにパッドが剥離してしまったり。

そこで、ジャンパが利用されているHelixやkeyballをいくつか組み立てた経験から、最も成功率の高

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分割キーボードのチェアマウントソリューション

分割キーボードのチェアマウントソリューション

かねてより構想していたkeyball39のチェアマウントが案外サクッと実現できたので、使ったパーツを紹介します。

マジックアームベースとなるのは撮影機材として販売されているマジックアーム。
SmallRigの、クランプとセットになっているものを購入しました。

チェアのアームレストにクランプして、アームを取り付けます。
このアームは自由度が高く、固定もしっかりしていておすすめです。

アームの長

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Charybdis nano ビルドTips

先達がとても参考になるビルドログを残してくれているので大いに参考にしました。

タイトルの製品名が間違っているので素直に検索しても見つからないのですが、公式のビルドガイドよりもわかりやすくまとまっています。

この記事では、公式のビルドガイドや紹介した記事には書かれていないコツというか、私が実際に組み立てた際に工夫したことなどを書いていきます。

実際に組み立てる際に参考にしていただければ幸いです

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keyball39でRGBLEDをレイヤーに連動させた話

せっかくLEDの光がよく回りそうなJWK Ice Whiteを載せたので、フルカラーLEDを全部搭載してみました。予想通りにとても綺麗に光るので、LEDつけてよかったと思います。

ただ光らせるだけではもったいないので、レイヤーインジケータとして各レイヤーで違う色に光るようにしたい。
テンティングのせいで見えない+ファームウェアサイズの都合で無効化しているOLEDの代わりですね。

今まで作ったキ

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アナログスティックを使ってcrkbdをマウスとしても使えるようにした話 1

アナログスティックを使ってcrkbdをマウスとしても使えるようにした話 1

肩こり対策として分割キーボードのCorne(crkbd)を使ってます。

もうcrkbdが無い生活なんて考えられないくらい快適ですが、もっと快適にするためにキーボードにマウスとしての機能を付けることに挑戦してみました。 

どこに記録を残そうか色々考えたんですが、とりあえずnoteに。

キーボード単体でポインティングもできたら最高じゃん普段からトラックボールを利用して、PCを使っているときの手の

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アナログスティックを使ってcrkbdをマウスとしても使えるようにした話 2

アナログスティックを使ってcrkbdをマウスとしても使えるようにした話 2

前回、ハードウェアを揃えるところまではこちら

カーソルがちゃんと動かない→動いた! Redditで見つけたアナログスティックが使えるファームウェアですが、そのままのコードをコピペしてもカーソルは勝手に左下に流れていき、うまく動作させることができませんでした。

これはcrkbdだけではなくmeishi2やhelixのファームウェアに移植しても発生したので、原因はCorne特有のコードではなく、し

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チェアマウント実現のためにはマグネットスタンドがブレイクスルーだった

先日の椅子マウントについて、薙刀式の大岡氏のブログで取り上げていただきました。

球体関節(アーム/自由雲台)の利用についてたいそうお褒めいただいているのに恐縮なのですが、実のところこれはそんなに新しいアイデアではないのです。

海外のコミュニティにおいては三脚マウントもチェアマウントも、一般的とまではいかなくても専用パーツが流通する程度には知られた設置方法。
私はただ、それを自分でも使ってみたか

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キーボードはデスクの上、を疑ってみる

PC環境のエルゴノミクスについて色々調べていると、リストレストやアームレスト、キーボードのチルトやテントなどのトピックは避けて通れません。

一方で、そもそもキーボードをどこに置くのかについては、デスクの上が暗黙の前提になっているような印象です。
天板下に設置するキーボードトレイというものもありますが、それでも基準がデスクであることは変わりません。

大岡氏の膝上システム、作業用の古まな板とkey

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テンティングすると打鍵が変わる

テンティングすると打鍵が変わる

左右分割キーボードの利点の一つに、テンティングにより前腕の回内を抑えられるということがあります。

回内が抑えられることによって手首や前腕の疲れが軽減することはエルゴノミクスの基本のようなもので、主にエルゴノミクスマウスでは定番となっていますね。

左右分割キーボードでは、上の検索結果のように中心に向かって高く角度を付けることをテンティングと呼びます。
市販のエルゴノミクスキーボードでも、中心部分

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テンティングで変わるのはやはり押下圧より押し込み量

以前の記事で、テンティングすると打鍵の癖というかキーの打ち方が変わるということを書きました。

その後、Alpacaより軽いJWK Ice WhiteとDurock Splash Brothersを比べながら使って、何が変わったのか検証していました。

結果、作動荷重の軽いIce Whiteでもやはり取りこぼしが発生したので、変化したのは押し込み量ということがわかりました。
最初に押し込みを疑って

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iPad miniとkeyball39の相性がとても良い

今日は出先にiPad miniとkeyball39を持ち込んでこれを書いています。

初めてiPadに接続してみましたが、これは良いですね。
横置きしたiPad miniを挟むようにkeyballを配置すると、とてもしっくりきます。

サイズもkeyball39の左右を上下に並べた大きさとiPad miniのサイズがちょうどぴったりなんですよね。
持ち運びの際にフットプリントが揃っているのは便利で

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Durock Splash Brothersの感想

Ice Whiteを買った時はなぜか見落としてたんだけど、同じメーカーのスピードスイッチが遊舎にあったので買ってみました。

AlpacaやIce Whiteと同じDurock/JWK製で、スムースさとガタツキの少なさは共通してますね。
がたつきの無さはこいつが一番かも。

重さはIce Whiteとそんなに変わらないかな。Splash Brothersのほうは自由長が長いスロースプリングなので、

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JWK Ice White 45gの感想

keyball39のスイッチをKailh Super Speed Silver(以下SSS)からJWK Ice White 45gに変更してみました。

本日届いたので、早速取り付けてみました。

第一印象予想していたよりも重く感じる

ボトムアウトが45gということでもっと軽快なタッチを想像していましたが、ちょっと期待値が高すぎたのか思っていたよりも重いな、というのが第一印象です。調べてみると作

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