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『勾留体験記』ALL版 〜20日間の軌跡〜

割引あり

前書き:
この度、勾留体験記のALL版を期間限定で販売することにしました。
文字数にして30000文字に迫る、長編セミフィクションです。

大半の人が生きているうちに体験する機会が無いであろう「勾留」
物語の主人公は、実在の人物からのインタビューと
勾留中に書き上げられた一冊の「ノート」によって創作しました。

創作された主人公ではありますが、事実をもとに作られた物語であり
皆様に、よりリアルな留置場での体験記をお届けできると思います。

この機会に、ぜひ非日常な体験を手にしてみてください。


1日目 留置場の初日

□勾留とは

事件捜査の取調のために少なくとも10日間、警察署の留置所に拘束されることです。その期間は家に帰ることも仕事に行くこともできません。
捜査機関による取調期間は通常10日間延長されることがほとんどです。
勾留そのものは刑罰ではなく、逮捕された被疑者が逃亡や証拠の隠滅をしないように刑事施設に留置して身柄を拘束することを言います。

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28,427字

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