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Google Apps Script を使って、Googleカレンダーの予定を自動リマインドさせる

仕事の予定はGoogleカレンダーで管理しています。
Googleカレンダーにはリマインダーを追加できる機能がありますが、いちいち手作業で設定するのはめんどうです。詳細設定画面まで進まないと、アラート設定ってできないですからね。絶対に忘れます。自信満々に言うことじゃない。

Google Apps Script (GAS)でそのあたり簡単に自動化する処理を作りました。

手順

1. Apps Scriptファイルを作成

スクリーンショット 2020-05-29 14.53.21

2. 関数を作成

function myFunction() {
  var startTime = new Date();
  var endTime = new Date(Date.parse(startTime) + (1000 * 60 * 60 * 4));
  var events = CalendarApp.getEvents(startTime, endTime);
  for (var i in events) {
    var event = events[i];
    var status = event.getMyStatus().toString();
    if (status === "OWNER" || status === "YES") {
      event.addPopupReminder(5);
    }
  }
}

直近4時間のイベント予定を取得し、自分が作成したイベントか、招待に応じたイベントに対してのみアラートを設定します。

リマインダーの種類は以下から選べます。
・ポップアップ:デスクトップ通知
・Eメール:Gmailのアドレス宛にメールで通知
・SMS:設定した電話番号へのSMS通知
私は仕事中常にGoogleカレンダーを開いているので、デスクトップのポップアップ通知にしました。

実行の際、権限確認のポップアップが出るので、関数にカレンダーの読み取り権限を与えます。

3. トリガーを作成

スクリーンショット 2020-05-29 15.29.01

実行ボタンの左にトリガー追加ボタンがあります。
時間主導>時間ベース>4時間おきに実行します。

以上です。Googleアプリ内で完結できるのは良いですね。
これでうっかり予定をすっぽかすのを防止します。

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