OOUIの準備運動 5日目 ナビゲーションのラベル

やること

1. アプリのナビゲーションから同じ名詞を抽出する
2. 1つの名詞として集約できるか考える

ソシオメディア | OOUI デザインの準備運動

次の文言が語尾に付いている箇所は注意が必要です。
・〇〇一覧
・〇〇管理
・〇〇確認
・〇〇参照
・〇〇情報
・〇〇編集
（中略）
これらを無くしてみると、同じ名詞になってしまうことがあります。その箇所は１つの名詞として集約できる可能性を示唆しています。

やってみる

東京新聞

・スクラップ帳
・スクラップデータ一時保存
・スクラップデータ復元
これらは「スクラップ帳」として集約できそうです。

ハンバーガー内のメニュー項目が多くて混沌を感じます。わたしがナビゲーションをまとめるなら以下のようにして、「設定」「このアプリについて」はドリルダウンした次ペインに詳細項目をまわすかなあ。

・紙面（ホーム画面）
・記事検索
・スクラップ帳
・設定
・このアプリについて

e-Stat

・統計データを探す
・統計データの活用
・統計データの高度利用

「活用」「高度利用」は別サイトに飛ばされました。予想外ッ。集約は無理ですね。

オブジェクトベースでナビゲーションから取り回すには、「統計データ」は広すぎる概念のようです。「統計データを探す」に入って、「データベース」オブジェクトくらいならいけるでしょうか。とにかく複雑なつくりのサイトです。

eLTAX

・申請・届出書の作成（法人）
・申請・届出書の作成（個人）
・申請・届出書の読込

お手本のようなタスクベースです！
「受付情報紹介」はラベル的には違う名詞だけど、内容的には申請オブジェクトの一覧表示です。実質全部のメニューが申請オブジェクトのアクションになりそうです。

それぞれのタスクをこなすためだけのアプリみたいなので、オブジェクトベースに集約しないでタスクベースのまま置いておいてあげたほうがいいのかもしれないな、とも思います。

感想

普段使うアプリに名詞が重複するようなナビゲーションはほとんど見たことがなかったので、サンプルを探すのに苦労しました。

もうすぐOOUI本発売で楽しみですね。はやく届いてほしいです。

オブジェクト指向UIデザイン ――使いやすいソフトウェアの原理