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読書記録『できるリーダーはこれしかやらない』

こんにちは、今日は15万部のベストセラー、伊庭正康さん著の
『できるリーダーは「これ」しかやらない』を読みました。

私自身は管理職の経験がないのですが、リーダー論的なものを学んでみようと思ったのがきっかけです。ざっくり内容を紹介&感想を書きたいと思います。本書では、リーダーとしてあるべき心構えや行動が簡潔にまとめられています。

できるリーダーになるためのポイントは、
1.リーダーとしての心構え
2.部下のマネジメント
3.チームを動かすためのしくみづくり
 
この3つなのかな?と思います。

この本をお勧めしたい人:部下に任せるのが苦手なリーダー
部下に任せるうえでのポイントが色々書かれています。

良いなと思った内容

リーダーに必要なのは、「任せる覚悟」

リーダーは成果を出すだけでなく、「未来への投資」という重要な仕事があるとのこと。
ちなみに、任せるというのは丸投げということでなく
5W1Hの観点で「具体的な進め方」を伝えることが大事とのこと。
任せる覚悟は持ちつつも、リーダーは任せられるしくみをつくる必要があるのかなと思いました。

「いい上司」より「格好いい上司」を目指せ

格好いい上司になるには、向上心を持って新しいことに挑戦しつつ、プライベートも充実させること。
「忙しくて本も読めない」「休日もごろごろ」といった言葉は不用意に口にしないように…とのことです。
(ごろごろが大好きな私はドキッとしました…)

感謝される仕組み作り

感謝の言葉を伝えると、チームの生産性は上がる。リーダーは感謝の機会をつくるプロデューサーだそうです。「ありがとう」をみんなに伝える機会を増やすことが大事なのかなと思います。
「ありがとう」と言うのは、お金もかからないですし、言いすぎるということはないと思います。

疑問に感じた点

みんなが仕事に前向きとは限らない

かならずしも、仕事が好きな人、前向きに取り組む人ばかりではないと思います。この本は、やる気がある部下が前提になっていますが、
本人のやる気がなければどうしようもない部分があるんじゃないかなとは思いました。(筆者の伊庭さんは意欲的なメンバーに囲まれていたのだと思います)また、やる気のない原因を解消しようにも、リーダーの立場や役割によっては対応が難しいことも多いのかなとも思います。

個人的に思うリーダー論

リーダーは言葉以上に、行動で示せでしょうか…。
任せつつも、リーダーが部下に頑張る姿勢を見せることが大事なのかなと思います。

それでは失礼いたします。

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