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ポートフォリオ制作で思考プロセスの見える化に取り組んでみた話

こんにちは。
転職活動をする中でweb業界はほぼ受けなかったのですが、ありがたいことにご縁がありました。そこで今日は、ポートフォリオ制作の話を振り返ってみようと思います。※有益なタイプの記事ではありません。あしからず。

コンセプト:考え方とプロセスを見せたい

web業界の求人に応募するならデザイナーやコーダーではなく、ディレクター職がいいな~と思っていました。そのため、デザインスキルやコーディング技術そのものを見せるのではなく、
・どのように考えたのか
・どのように情報整理・情報設計したのか
・どのようなプロセスを経て完成させたのか
この3点をアピールしたいと考えました。
いいものを作るためには技術も大事ですが、企画段階からしっかり考えること、適切なプロセスを経てつくることが大前提だと思ったからです。


Notionを使って作成する

考え方とプロセスを見せる、“読ませる”ポートフォリオを作りたいと思いました。ビジュアル面での訴求は考えていなかったため、Notionを使うことにしました。

ポートフォリオ制作にあたり、使用したひながた↓

また、実際にNotionでポートフォリオ作った人の記事を参考にしました。


【自己紹介編】なぜwebデザインなのかを伝える

ポートフォリオでは、「なぜ、web制作なのか?」ということを伝えようと思いました。
・自分の経験をふまえての話
・他の業界ではなく、“web業界”がいいと思った理由
・どんなことをやりたいか etc…
私は元々コンサル系の仕事をしていて、「アドバイスだけでなく、よりお客さんに踏み込んだ支援をしたいと思ったこと」や、「企画や戦略から関わりたい」といったことなどを書きました。


【制作実績編】盛り込んだ項目

 webデザインの制作実績では「全体を把握できる情報設計にすること」を意識し、以下の項目を盛り込んだ内容にしました。

①サイトURL
https://~
②制作物概要

架空か、実案件か
どのようなサービスのサイトか
自分が担当した領域など
③制作工数
作業期間や作業ごとにかかった時間
④使用ツール
例:Illustlator/XD/VisualStudioCode等
クライアントを想定した提案資料
サイトのスクリーンショットは提案資料内に入れていました。
制作にあたって意識した点
どのようなことを考えながら作ったのか
どのようなプロセスで作ったのか
例)コーディングにあたってはコンポーネントとインスタンスを意識する

また、私の通っていたスクールでは、チーム制作があったので、チーム制作で意識したポイントなども紹介しました。段取りや調整、進捗管理、品質チェックリストといったワードを盛り込めたのは良かったです。(メンバーの頑張りが大きいのは内緒)

【制作実績編】デザインにすべてに提案資料を付ける

クライアントさんを想定して、すべてのwebデザインに提案資料を付けました。提案資料の内容はちょいちょい変えているのですが、提案資料に盛り込んだ内容はこんな感じです。

・ウェブサイトの目的
・貴社サービスの強み
・顧客ニーズ
・ニーズと強みをふまえた方向性
・ターゲット、ペルソナ
・サイト構造・ワイヤーフレーム案
・ウェブデザインの提案

私が意識したポイントは、
・クライアントさんに即した提案をすること
・どのような意図で情報整理・情報設計を行ったのか
・どのような意図をもってそのデザインにしたのか

これらをできる限り具体的に書くようにしました。
通っていたスクールで、先輩が作った提案資料やひな形を見せてもらえたのはありがたかったです…!!(真似したいポートフォリオはブクマしていました)

【勉強編】勉強の目的や学べたこともまとめる

バナー課題、コーディング課題、サイトレビューなどもポートフォリオに載せることにしました。単にやったことを載せるのではなく、なぜその勉強をしたのか、どのようなことを学べたのかを書きました

【バナー制作で気づいたことの例】
・視認性の高いデザインをつくることの大切さ
・一番に文字組みを意識するとデザインの完成度が下がりにくい
【サイトレビューの目的の例】
・webデザインの引き出しを増やしたいから
・業種や商材の特性によってどのような傾向があるかを知りたいから

目的意識を持って勉強することは大事だなあと感じます。
何を考えたのか、気づいたのかを言語化しました

おまけ:わかりやすい文章を書くために意識したこと

「適度に見出しを付けること」
「箇条書きにすること」
この2つを意識しました。長い文章は書くのも読むの大変なので…。


いろいろ書きましたが、、
「デザインがいけてるポートフォリオやアニメーションのあるサイトってやっぱりいいな~!!!!!すごい!!!」と思いました。
それでは失礼いたします。


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