見出し画像

【創業・新規事業】経営者に待ったをかけるケース

こんにちは。
今日は経営者に「ちょっと待った!」とストップをかけていたケースを紹介します。

1.商品やサービスが決まらないのに、勢いで始めようとするケース

意外とよくあります。
何も決まっていないけれど、とりあえず店舗を借りよう、法人だけ設立しよう…。上手く行けばいいのですが、無駄になってしまう可能性もあります…。まずは商品・サービスをできるだけ具体的に考えて、そのうえでステップに進みましょうとお伝えしています。

例えば、飲食店であれば、

  • どこにするか

  • コンセプト

  • 提供するメニューや値段

  • どういった層をターゲットにするのか などです。

また、中には法規制、業界特有の商流、地域性など、新規参入が難しい場合があります。特に商品開発にコストや時間がかかる場合、しっかりと下調べをする必要があります。

新規事業の失敗事例は以下の書籍でも紹介されています。よかったらぜひ。
『事例に学ぶ!ざんねんな企業、イケてる企業』(総合法令出版)

2.儲かりそうだから、という理由だけ

儲かりそうだから、という理由だけで始めるパターンです。
もちろん、その理由で始めること自体は全く悪いことではありません。
ただ、
「絶対に赤字にならないFCビジネスがあるらしい、やりたい」
「絶対に儲かるって言われたから知人に1000万円出資する、これで老後は安泰だ」
「韓国チキンが流行っている。お店を出したら絶対儲かるに違いない!」

と言っている方…。
ビジネスにはリスクがつきものですし、絶対に稼げる方法なんてありません。しっかり検討したうえで、それでも挑戦されるというのであれば、全力で応援します。
(偉そうでごめんなさい…)

3.失敗した時のリスクが大きい

その事業が失敗したら取返しがつかなそうな場合は止めています。
事業規模に対して明らかに過大な投資とかですね。
ただ、ビジネスプランコンテストやエンジェル投資家の存在、クラウドファンディングなど色々あるので、そういった制度の対象になりそうなら検討してもいいかもしれません。

(まとめ)創業・新規事業支援の視点

創業や新規事業の支援にあたっては、

  • 事業内容を具体的に考えられているか

  • リスクをきちんと理解しているか

  • 失敗したときのリスクを許容できそうか

この3つの観点から見ていました。
やはり、何事も上手く行くことばかりではないのです…。
また、考えることも大事ですが、考えてばかりで行動に移さないのももったいないですね。(自戒も込めて)
それでは。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?