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【ベイジ主催】「そのウェブサイトの常識、古くありませんか」セミナーに参加しました
今日はBtoBのWEBサイト制作に強い
ベイジさん主催のセミナーに参加してきました。
前々からコンテンツ制作に力をいれているベイジさんのお話を聞いてみたいなあ…と思っていたので申し込めてラッキーでした!
(申し込んだ後、すぐ定員になっていました)
内容やパワポの公開OKとのことなので、
セミナーの内容をざっとまとめたのと、セミナーを受けての感想です。
とっても面白かったです~!
セミナーの内容要約
記憶をたどりながら書いている部分もあるので、あいまいなところあったらごめんなさい…。
ウェブサイトのKPIは何がおすすめ?
Answer→KGI(重要目標達成指標)と直接相関するKPI
複数の指標で判断するとよいそうです。
ちなみに単なるアクセス数の増加やCV率の改善だけでは、意味がないそうです。例えば、単純にアクセス数を増やすため施策であればいくらでもあるので、とのこと。
(率に関しては、営業利益率とかで置き換えてみるとわかりやすいですね…!)
ウェブサイトは何ページくらい必要?
Answer→事業フェーズ次第
ユーザーにとって必要な情報はあればあるほど良い。
ページ数が多い→ユーザーにとって必要な情報が網羅される→顧客化の機会が増えるからとのこと。
ただ、創業当初であれば、事業の商品・サービスの磨き上げを優先した方がよいそうです。事業フェーズによって、ウェブの重要度は変わってくる&ウェブサイトはあくまでもプロモーションのひとつということですね。
ウェブサイトの予算はどのくらいが妥当?
Answer→決めの問題
予算を決めるための視点は、
事業規模や投資対効果の視点(コスト削減の試算)など色々あるそうです。
ウェブサイトを24時間動く営業マンと見立てて、人件費と比べてみたりなど…。
ただし、ウェブサイト制作によって、得られる利益や削減コストを正確に見積もるのは難しい側面もあるそうです。
ウェブサイトを回遊させるには?
Answer→回遊しないサイトで良い
見せ方を工夫すれば、1ページに沢山情報を載せても大丈夫。
間違った判断としては、
・文章が多いので、ページ分割する
・コンテンツ重複するのを恐れて書かないといった点が挙げられるそうで、そのページだけで必要な情報を完結するようにするのが大事だそうです。
(検索エンジンからサイトに訪れた人は、そのページしか見ない可能性もあるから)
単純にページの数や分量で判断せず、
「情報のかたまりを意識せよ」ということなのだと思います。たぶん。
ウェブサイトでブランディングするには?
Answer→目的にしてはいけない
なるほど。
ウェブサイトのデザインのトレンドは?
Answer→トレンドではなく顧客を見よう
デザインはあくまでも手段であって目的ではないということだと思います。ベイジさんの実績を見ると、オーソドックスで読みやすいデザインのサイトが多い印象です。
アクセス解析はどのくらい見るべき
Answer→アクセス解析で分かることは少なく、気になる不調があるときだけ確認すればよい
(アクセス数少ないサイトのアクセス解析をしていたこともあるんですが、あれは結構切なかったなあ。。。)
結論が分かれたらABテスト?
Answer→必然的な理由がない限りはABテストはしなくてよし
1つ作ってダメだったら、トライアンドエラーをすればいいとのこと。
ウェブサイトの最適な更新頻度は?
Answer→無理に更新しなくてもいい
サイトの役割や目的によるけれど、「必要な情報を必要なタイミングで提供する」という視点が大事ということなのかな?と思います。
オウンドメディアとの使い分けは?
Answer→コーポレートサイトやサービスサイトの内容とは、ちょっと毛色の離れた情報を発信するのに有効な手段
例)顧客が直接求めていない情報を発信する
感じたこと、大事だと思ったこと
ベイジさんは前提条件の確認を大事にしている会社だなと感じました。
ウェブサイトは、会社の事業成功につながるかどうかという視点が大事。
WEBサイトはあくまでもプロモーションのひとつ。事業そのものの魅力や、磨き上げはとても大事。
全社戦略
↓
事業戦略
↓
個々の戦術←WEBサイトはここ回遊率について
わたしも最短でほしい情報にたどり着ける方が嬉しいなと思いました!
ウェブサイトのコンテンツ設計をするときには、
・トップページで事業概要がわかるように情報をまとめて、
・より知りたいと思われる情報を下層ページに振り分ける
・下層ページは下層ページだけで情報を完結するように
といった工夫をしたいです。
ブランディングの話について
直接効果と間接効果についてのお話がありました。
が、このふたつの切り分けは難しいなあと感じました。
商品やサービスで差別化が難しい昨今、間接効果は侮れないのかもしれません。例えば、情緒的に訴える→商品そのものの魅力が高まる→購買につながったりするのはよくあるなあと。
製造業では、社長が積極的に情報発信し、情報発信をきっかけに受注を獲得するケース、
toCですが、バッグブランドマザーハウスさんは「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を掲げてファンを獲得されるなど。
ちなみにお話しの中でESG投資の話もちらっと出てましたが、
環境配慮している企業であることをPRする=選ばれる直接的な決め手になる、といったこともあるのかもしれません…。(商品・サービス以外の面が決め手になる)
(悪い意味で)デザインの凝ったサイトについて
特にBtoCの場合、商品・サービスだけで差別化は難しく、プロモーション(見せ方)で差別化を図らざるを得ないのかもしれません。
それゆえに、派手なサイトを作りたがるのかもしれないなあと思いました。
セミナーを受けて、「ウェブサイトは誰に何をどのように伝えるか」部分が大事なんだなと実感しました。
アンケートに答えたので、後日アーカイブ動画が見られるのも楽しみです。
それでは失礼します。
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