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コロナ禍でも回復傾向!外食市場の最新動向をチェック!

今日はリクルートが発行してくれている外食市場の調査を見てみました。この調査は2021年7月のデータをもとにしています。


この調査では、外食市場の規模や回数、単価、業態などについて分析しています。
外食市場はコロナ禍の影響を受けて大きく落ち込みましたが、最近は回復傾向にあるようです。
今回はその中から、私が気になったポイントをいくつか紹介したいと思います。

外食市場規模と回数

外食市場規模はコロナ禍前比(2019年7月比)**82.1%でした。これはコロナ禍以降最小のマイナス幅でした。延べ外食回数も19年比78.5%**と同様に最小のマイナス幅でした。

約4年間で、コロナ禍の80%まで回復したっていう感じですね。またレポートを読んでいると、どんどん回復気象になるので、期待感が持てると思いました。

ちなみに、外食の定義としては、ランチを含まない、夕食&観光は含まれておりません。
ランチや観光も含めたら、もっと大きな市場になると思います。

調査によると、大体みんなは月に3.8回外食に行ってるみたいです。
また1回に使うお金は3000円前後が多いみたいです。だから、1ヵ月の外食費用は大体1万円位が平均的なんでしょうね。


年代別に見てみると、60代が最も顧客単価が高く3,600円でした。20代が最も低く2,500円でした。もちろん可処分所得の金額によって影響あるかもしれませんが、60代の方の方が若い人に奢ったりする回数が多いから、顧客単価も高くなる傾向があるのかもしれませんね。


どこの業態がお盛んなの?

結論から申し上げると「居酒屋系」が市場規模としては1番大きく2兆3,000億円でした。
確かに外食の中では、お酒は高いし、とはいっても、多くの所得層や年齢層の人が楽しめる裾野が広い感じですよね。


ラーメンの市場規模が居酒屋の4分の1位だったのはちょっとびっくりしました。ラーメンは5,000億円でした。(夜しかカウントしてないので、昼とかもカウントしたら変わるかもしれませんが)ラーメンは安くて早くて美味しいのに意外でした。
でも、居酒屋ほどではないんですね。

ちなみに、市場規模には和食料理屋さんで3位は焼肉やステーキなどのお肉系でした。

和食は1兆5,000億円でした。

お肉系は1兆2,000億円でした。和食は日本人にとって馴染み深いし、健康的なイメージもあるので、人気があるのだと思います。
お肉系はコロナ禍で減少傾向にあったようですが、最近は回復してきています。やっぱりお肉は美味しいし、満足感も高いので、人気があるのだと思います。

総括

そんな感じでまとめてみました。コロナも落ち着いてきて、どんどん回復基調にあるので、いずれは市場規模が元に戻ると思います。
なので、外食産業的には残りの18%の希望どこがシェアをとっていくがポイントになりそうですね。
今後も定期的に見ていきたいと思います。

詳細はぜひ、リクルートのレポートを見てみてください。


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