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時間と結果を対比する

「Resilience:屈強をバネに」
コスト・マネジメントの話
現在のステージで考えることはあまりないが、向き合っていかないといけないこととしてメモ。※HBRの2023年10月「戦略としてのコスト管理」を読んで

ときに売上は停滞し、下降することもある。
長期的に見舞われそうであれば、財務の安定化のためにコスト削減に乗り出さないといけない。

  • 採用の停止、マネージャー層の減給

  • ベンダー支払い条件の交渉

  • 借り入れ

  • 配当等の保留

  • 設備投資の削減

ただコスト削減だけではいけない。
オペレーションの合理化のための投資など、事業機会の特定に努め、深い思慮と裏打ちされた行動が必要である。コロナ禍におけるアラスカ航空のボーイング社の機体の大量買いは、まさにその例だ。

無駄を可能な限り取り除き、成果を最大化するたけでは足りない。望むゴールに達するプロセスを構築しないといけない。コストを抑えないといけないときこそ、提供すべき価値を見定め、このプロセス構築には投資しないといけない。

効果とは正しいことに取り組むことであり、効率は物事を適正に処理することである。

ピーター・ドラッカー

これらの記事を読んで、認識したことがある。時間もコストの一つである。生産物には、かかる時間がある。生産物の多様化は自社の課題である。
各生産物の単純な粗利の把握だけではなく、コストと結果をもっとしっかり結びつける必要がある。そのために、思い切って単純化を目指さないといけない。

また、これらのマネジメントシステムがないことも課題かとおもう。単純なPL管理だけでなく、時間という項目も考え、生産性を意識しないと、サスなブルなビジネスはできない。

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