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なぜPCでトラブルが発生した際に「再起動」すると解決することが多いのか?

なぜPCでトラブルが発生した際に「再起動」すると解決することが多いのか? - GIGAZINE

GIGAZINEのこの記事、完全に間違っているとはいえないですが、正しく無い記述もあります。以下、その例

しかし、プログラムの起動後はユーザーが何かをクリックしたり入力欄に文字を書き込んだりするだけでなく、ウェブアプリであればブラウザの戻る・進むボタンや更新ボタンを押したり、数週間放置した後に起動したりとさまざまな操作を行います。こうした操作を通してプログラムは元のプログラマーの意図とは異なる状態になり、エラーやクラッシュ、フリーズが発生してしまいます。

なぜPCでトラブルが発生した際に「再起動」すると解決することが多いのか? - GIGAZINE

プログラマーの技量にもよりますが、ほとんどの場合、ブラウザの戻る・進むのボタンを押されることは想定しています。
では、なぜ、PCトラブルは再起動で解決するのか?

PCトラブルの原因の多くはバグ、それもメモリリーク

PC自体が高度化している現在、バグの無いプログラムをつくるのは、かなり困難です(物理的なCPUの設計にすらバグが存在するご時世です)。
メモリリークというのは、プログラムが「メモリを使うよ!」とCPUに宣言するのに、その後「そのメモリはもう要らなくなったよ!」と宣言しない場合に発生するバグです。そのため、使えるメモリがどんどん少なくなり、トラブルに繋がります。

トラブル発生を常に意識しながら利用するのが有効な対処方法

途中でファイル保存せず、アプリケーショントラブルで過去1時間の作業がムダになった!みたいなことに遭遇した方も少なくないと思います。
昔は「一行書いたら保存しよう!」「息をするようにCTRL+Sを押そう(←ファイル保存のショートカット)」などという対処方法をしていましたが、今は、クラウド時代、SaaSソフトウェアはもちろん、Microsoft (Office) 365の様なツールでも常にオンラインに保存しながら作業できる環境が整いつつあります。

トラブル発生を嘆いて時間を浪費するよりも、トラブル発生を想定しつつPC利用をする方が建設的だと言えます。


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