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二児の母として。

第二子を出産してから、はやいもので2週間が経ちました。

退院してからの日々は怒涛で、正直なところ、マタニティブルーズになる暇もないくらいバタバタ2人育児に追われて過ごしています。
でも、とても楽しい毎日です。

さて、今回は自分の反省も含めて、二児の母として感じたことがあったので、記録しておこうと思います。

わたしは、妊娠中に「産後にこれだけはやるぞ!」と思っていたことがあります。
それは、
・出産したら、上の子とたくさん遊んで愛情を注いであげよう。
・妊娠中、あまり抱っこをしてあげられなかった分、出産したら上の子をたくさん抱っこしよう。
・上の子中心で、過ごそう。

そう思っていたのに。。

自分に余裕が無さすぎて…

産前の自分は、2人育児の大変さが分かっていなかったことに気がつくのに時間はかかりませんでした。
退院してすぐに、「そっか、これからはすべて同時進行なのか」と察知しました。
「えっと…どうやっていこう?」と考えました。

いままで上の子にかかりっきりで面倒を見てあげられたのが、下の子のことも見なきゃいけない。
でもわたしという人間はひとり。手は2本しかないし、身体は1つしかない。
そりゃ、やれることが分散するというか、1人の子どもにできることは物理的には半減してしまいます。

それにも加え、やっぱり手のかかる新生児ちゃん。
赤ちゃんのお世話に関しては慣れているので、どうして泣いているのかとか、いま何をしてあげたら良いのかは割と判断出来るので
その点は困らないのですが、
おっぱいをあげるのはわたししか出来ないし、うんちやおしっこはしょっちゅうするし、生活リズムなんて無い。

そんな赤ちゃんがいる中で、上の子を優先したいと思っても、赤ちゃんのことを優先しなきゃいけない場面は多々あります。

第二子の産後は、新生児のいる生活ってやっぱり大変だな、と感じていました。

子どもが傷ついてしまうとき

こんなことを娘に言わせてしまったわたしは、ママとしてどうなんだ、と思うこともあり、
本当はあまり公表したくないのですが、
先日、娘のことを怒ってしまった際に、娘から言われてしまいました。

「ママ、笑って」
「ママ、怒らないで」

どう思いますか?もう本当に恥ずかしい…

どうしてこんなことを娘に言わせてしまったのかと言うと、やっぱりわたしに余裕がなかったのです。
そして、「ここでこうしておかないと後々娘にとっても、赤ちゃんにとっても、わたしにとっても大変だ」という思考が勝ってしまったのです。

大丈夫だよ、夜寝るのが遅くなったって。
大丈夫だよ、お風呂上がりに裸で走り回ったって…
命に別条はないじゃない、
そんなおおらかな気持ちが退院後のわたしには本当に欠けていました。

ママだって、一生懸命いろんなことにトライ&エラーしながら進んでいくもので、
誰しも人間なら間違いを犯すことだってある。
それはそうだけど、子どもの心を傷つけてしまったことには変わりないのですよね。
自分を責めても仕方ないけど、その客観的事実を受け止めることだけはしておかないと、と感じます。

ごめんね、ママ間違えたよ。
あなたに伝えたいのは、ちゃんと着替えてとか寝る時間を守って、とかそういうことじゃなくて
あなたが大好きってことだよ。

間違いを認めた上で、子どもへの本当の気持ちを伝えることがいまのわたしには切実に必要だと思いました。

産後すぐの期間は難しいけれど、おおらかさを意識する

今回のことは「ママとしての通過点」にしていかないと、と思いました。

そこで、意識して娘に笑いかける、意識して娘に肯定的な声掛けをする、意識して多少の駄々っ子は見逃す…
もう、意識しないとだめなんですね。
産前は当たり前に出来ていたことが、余裕のない中では出来なくなってしまいます。
それ自体は自然なことだと思いますが、相手がいることなので、やっぱり意識が必要で。

出来る範囲で、翌日から実践してみると、わたしにもストレスが無かったし、もちろん娘が泣くことも無かったし、
毎日こんな風に過ごせるといいなあと思いました。

二児の母になったわたし。
かわいいふたりの子どもたちに出会えたわたしは本当に本当にしあわせです。
子どもたちとの時間を大切にしたいという気持ちを強く持たせてくれた、こんな素敵な奇跡に心から感謝しています。

迷いながら、失敗もしながら。
それでも目の前の家族を大切にする気持ちは忘れずに笑って前を向いて進んでいく、
そんなしなやかな母になっていこうと感じられた機会となりました。

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