百人一首 其の四
31番歌から40番。歌紀友則の歌が含まれているので今回は桜。
先日の手習いのおかげで、少しだけ万年筆(Stipula vedo M)が扱いやすくなった。
ただ、無理矢理バランスを取ろうとして変なクセがついているので、お手本を見て、頭でわかっても実行できない。
なぞり書きからやり直さねばと思ったのでした。
と言いつつ、今回も手本もなく書き連ねています。
冬の明け方、降り続く白雪。
静かできれいな歌ですよね。
やまがわ(山の中にある川)
やまかわ(山と川)
こんな基礎的なことも知らずに…。
授業で取り上げられ、花が桜であると習った記憶がある。
中学2年だと思う。
うららかな陽射しとはらはらと散る桜。
春の終わりに心がざわついてしまう。
心を許せる友達が誰もいなくなってしまった。
年をとって友人の訃報に接したらこの歌を思い出すのだろうな。
この花は梅
昔ながらに良い香りを漂わせる梅
ちゃんと覚えていたのだろうか
歌と直接関係ないのですが
清原って書こうとして気が焦って源と書いてしまい
そこから抜け出せず数回源と書いてしまいました。
夏は夜は短くて、この歌になるのかと今更ながら。
秋、雨、草に露の玉。
そこに野分で強い風が吹いて、真珠が飛び散るような風景。
きらきら輝いているんだろうな。
この手の風景は、筑後川の河川敷の風景で想像してしまう。
自分は忘れられてもいい。
でも神に愛を誓ったあなたが(神罰が下って)命を落とすことが惜しまれる と。
浅茅生の小野の篠原しのぶとも人知るらめや言ふ人なしに からの本歌取り。
揺れる篠竹、所々に茅の風景が
隠しても溢れそうになる想いに彩りを与えているそう。
続いても、恋、溢れてますね。
心に秘めていても、人に聞かれるほど。
1週で十首、現在、40番歌。
まだ折り返していない事実。
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