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ルーシーの骨の60% Vol.23~Equipmentの再生~

ルーシーの骨の60%として大岡川沿いにスタジオを構えて1年半がすぎました。昨年春の成果展中止以来、COVID-19感染防止の為、2人は時間もしくは空間のどちらかで遮断が必要となり、なにかしらのカタチで制約をうけてきたが、これまで通り対話を止めることなく、むしろ場所の制約になしに活動をしてきた。

しばらくの間共有できなかったことを、東地はスタジオの痕跡を一方的に拾い集めて接触させることで、本来あったはずの対話を再構築・確認し、studio_woはそれに対して応答してきた。

■Equipmentの再生

上記の対話を再構築・確認の結果をベースにして、この3月から約1年ほどオープンにできなかった場所に名前を与えて、場所の再生を試みる。

これまで我々は、制作する度に、幾度となく名前をつけてきた。骨に与えられた名前をモチーフとして目次をつけることであった。
時間もしくは空間のどちらかで遮断を継続しつつ、本来はスタジオで継続する対話・確認ができる仕組みをつくるためのプロジェクトとしてEquipmentと名付けた。

■再生とは?

1 衰え、または死にかかっていたものが生き返ること。蘇生(そせい)。「汚染していた川がやっと再生した」
2 心を改めて正しい生活に入ること。更生。「再生の道を歩む」「再生の恩人」
3 再びこの世に生まれること。再誕。
4 廃物を加工して、再び同種のものをつくり出すこと。「再生紙」
5 録音・録画したテープやディスクを装置にかけ、もとの音声・画像を出すこと。「ビデオを再生する」
6 生体の一部分が失われた場合、その部分が再びつくりだされる現象。トカゲの尾、カニの脚などでみられる。
7 心理学で、過去に学習または経験したものを思い出すこと。→再認

解釈は、再生=再現でない。
すでにある実行されていない計画を再生して確かめること。対話や思考を呼び戻す場所にすること。結果として、スタジオとして機能してこなかった場所に役割を呼び戻し定着させることである。

■Equipmentの再生記録の公開

具体的な運用はこれから計画されるものとして、場所の再生中の様子を記録したので公開する。(記録撮影:Stuidio_wo)

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■Equipmentの機能確認のための作品の仮設置

Stuidio_woが黄金町バザール2020で提出した作品をしばらく設置して、各機能を確認していく。

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