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「スナックみや」ができるまで

2024/7/18の夜に、恵比寿のSTUDIO VIZZ EBISUの一角をお借りして、「スナックみや」を開店します、という話をつらつら。


そもそもは社内企画

コロナ禍で入社した前々職の会社は、総務・財務・経理・法務が一つの部門だった。それぞれに横連携が必要な部署なのだが、そもそもどんな人がいて、どんな仕事をしていて、どんな働き方をしているか、見当がつかない。
そこで、「入社したばかりで会社のことがわからないので教えてほしい、ついでにもっと連携を強化したい、こんな時期だからオンラインで飲みましょう」と持ちかけ、コロナ禍で開催したZoom飲みが「スナックみや」のはじまりである。適当につけたタイトルが人目を引いたらしく、たくさんの方が面白がって参加してくださった。
話を聞いてみると、そもそもオフラインでも部門の交流・懇親が少なかったことがわかり、スナックみやは回を重ねるごとに参加者が増えていった。お隣の情シス・セキュリティや、その隣の人事や経企まで話は広がった。


スナックみや、社外へ

誰かとゆるくつながって、距離を縮めていくコミュニケーションは、そのままゆるやかに社外にも広がっていった。社外の法務コミュニティでZoom飲みをやってみたり、Xでスペース「RadioMiYa」を開催してみたり。そのうち面識のない方でもふらふらお話を聞いたり、相談されたり、愚痴を受け止めてみたり。だらだら昔話をして、ひと笑いとってみたり。

そうそう、この感じ、スナックのママだよね、とふと思ったわけです。親身に聞くけど、のめり込みはしない。さらっと聞いて、ぽんと背中を押して、おしまい。それぐらいの距離感だけど、何かあったら助けに行くよ、お互い様でしょ、というスピード感も持って、自分の周りを大事にしたいなと思ったのです。

さて、今回のスナックみやは…

STUDIO VIZZ EBISUでは、毎週木曜日に希望者を募り、ホワイエのバースペースで1日店長企画「Bar VIZZ」を開催しています。
場所・飲み物(アルコール・ソフトドリンク)・軽食(スナック)はVIZZ側で提供してくださって、当日キャッシュオンでお支払い(現金 or PayPay)する仕組み。今回ご縁があって、1日店長を務めさせていただくことになりました。


今月は余白開業2周年ということもあり、余白のしごとに直接にも間接にも関わってくださったみなさんに、今できる最大限のお礼を伝えるイベントにしたいと思っています。
というわけで、
・出張ソムリエKenjiさんによるグラスワイン販売
・みやママおすすめのフィンガーフードサービス
・参加者限定ノベルティプレゼント
・and more…
と、わたしにしかできない仕掛けをいくつかご用意します。

それはつまり、余白として提供・提案できるサービスの見本市でもあるということです。余白に仕事を頼んでみたい方も、「こんなこと頼める?」「こんな人と繋いでもらえる?」を気軽に話せる場として使っていただけたら嬉しいです。

なお、(あえて言及するのですが)1日店長には報酬は入らない仕組みです。
あくまで、わたしと話してみたい方とお話し、わたしの周りのみなさんをお繋ぎし、心地よい場所と時間を共有するための、コミュニティバーです。
どこかの会社に属する企業法務のMiyaさんとしてではなく、「余白」のみやさんとしての開催なので、本当は営利を追求したいところですが、今回は採算度外視、正直赤字です!助けると思って、ぜひ遊びにきてください。笑
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。


死ぬまでに したい10のこと バー経営(575)

ひとつ前のnoteで、未成年の頃の将来の夢がだいたい叶っているということを書いたのだけれど、大人になってから思い描いていたやってみたいことが、またひとつ叶いました。
こうやって、「人生はじめてのこと」と「人生終わるまでにできたこと」のミルフィーユで、自分の人間力に磨きをかけていきたいと思う今日この頃です。おあとがよろしいようで。


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