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難しいと噂の芥川賞受賞作「日蝕」を読んでみた

結論

確かに漢字と文体に少し面食らうが、ストーリーの流れが良いので読みやすい。横にスマホがあった方が良い。

読んでみました

ちょっと時間があったので、避けていた本にチャレンジしました。

舞台は中世フランス。教会、錬金術、魔女狩り。知らないといえば知らないが、知っているといえば知っている、という単語。私は好きなタイプの話です。・・・「鋼の錬金術師」からの貧困な連想だけですが。

どうもこの本は漢字と文体で「難解」というイメージみたいです。題材とか話が難解なわけではない。ストーリーも「説明過多」とか一切なく、むしろ読みやすいタイプの本だと思いました。

一つだけ理系っぽい注意事項があるとすると・・・
錬金術の話がでてきます。
「賢者の石」とかつい化学的な根拠を知りたくなる単語や、「もし錬金術の評価が色だけの話ならAuではない解を持っていたのかも」という流れで金属の反射スペクトルと色の関係を調べだしたり(仮にそうだとしたらアルキメデスから退化したのか?と考え出したり)どうせやるので、横にスマホを置いといたほうがいいです。

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